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ポテンツァの進化系【BLESSING】の特徴に迫る

美容医療の世界で、毛穴やニキビ跡治療の代名詞として圧倒的な支持を得てきた「ポテンツァ」。

その“進化版”とも言える最新機器がついに登場しました。その名も BLESSING(ブレッシング)。

実はこのBLESSING、ポテンツァを開発した同じ制作チームが手がけた新機種で、“ポテンツァの痒いところに手が届く”改良版とも言える存在なのです。

ポテンツァの「ニードルRF」「ドラッグデリバリー」って?

ポテンツァは2019年に開発され、2021年には日本でも本格導入が始まりました。「これはダーマペンの進化版」と評され、多くの肌悩みに対応できる革新的な治療として注目を集めました。

中でも特に支持されたのが、針で高周波(RF)の熱を加えながら、陰圧(吸引)を使って薬剤を肌内部に届けるドラッグデリバリーという技術です。高周波熱で止血ができ、さらに美容成分を肌の奥へ導入することで、内側からハリや潤いを引き出し、従来の治療とは一線を画す効果を発揮しました。

しかし、実際の美容の現場ではこんな声も聞かれるようになりました。
「薬剤、本当にしっかり入っているの?」
「水光注射の方が注入効率は高い気がする…」

こうした声を解消すべく誕生したのが、ポテンツァの進化版とも言える最新機器「BLESSING(ブレッシング)」です。

BLESSING最大の革新「DRSモード」とは?

BLESSINGには、ポテンツァにはなかった特許技術「DRSモード」が搭載されています。最大の特徴は、「傾斜ニードル」と「ダイレクト薬剤注入」という2つの革新的な機能です。

従来のポテンツァは針を垂直に挿入していましたが、BLESSINGでは針が斜め45度で挿入されるため、より広範囲に高周波(RF)エネルギーが届き、真皮層全体の加熱効率が向上。これにより、肌の深部から構造的な再構築を促すことが可能になりました。

さらに、BLESSINGでは針の先端から直接薬剤を注入できる設計に進化。これにより、水光注射のような精密かつ確実な薬剤導入が実現されました。

  • 高周波で熱を与える
  • 薬剤を直接、真皮層へ届ける
  • 肌内部から構造的に立て直す

という3つの効果が、1回の施術で同時に叶うのです。

“癒着”という落とし穴に届く、サブシジョン効果

BLESSINGのもう一つの大きな進化が、肌内部の“癒着”を解除できる効果です。

クレーター状のニキビ跡がなかなか改善しない理由のひとつに、「真皮~皮下組織での線維の癒着」があります。これは過去の炎症(重度のニキビや外傷など)が瘢痕化することで、皮膚内部で線維が硬く癒着し、表皮を内側から引き込むように凹ませてしまうのです。従来のダーマペンやポテンツァでは、この癒着に対して直接アプローチするのは困難でした。

この癒着を剥がす治療が「サブシジョン」と呼ばれますが、BLESSINGの斜め挿入ニードルは、物理的に癒着を解除するサブシジョンのような動きを可能とします。さらに、その空間に肌育製剤を直接注入できるという“美肌のダブルアクション”が最大の魅力です。

肌の“再構築”と“肌育”が同時に進む時代へ

BLESSINGでは、肌の表面だけでなく「構造」と「代謝」の両方に働きかけることで、次のような効果が同時に得られます。

  1. 癒着を剥がし、構造的に凹凸の原因をリセット
  2. 剥がした空間に薬剤を直接注入
  3. 肌内部でコラーゲンを産生し、ハリと厚みを再生
  4. 同時に肌の代謝や栄養環境を整える「肌育」も可能

まさに、“肌を作り直す”という本質的な治療へとアップデートされたのがBLESSINGです。

ポテンツァを超えた、美容医療の“次世代メソッド”

BLESSINGは、単なるRF機器でも、単なる水光注射機でもありません。

RF × サブシジョン × インジェクションを融合させた、構造的美肌治療のハイブリッド機器です。

ポテンツァでは改善が難しかった肌悩みにも、BLESSINGなら深部から再構築するアプローチが可能。繰り返すニキビ跡や深いクレーターにお悩みの方、また薬剤導入の効果をもっと引き出したい方にとって、BLESSINGは確実に“次の選択肢”となるでしょう。

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この記事の監修者
冨岡 紗友里

医師 冨岡 紗友里

東邦大学大橋病院麻酔科を経て大手美容皮膚科で経験を積み、都内院長に就任。
自分自身がとても肌に悩んできた経験から「遠回りしない、適切な美容医療」で患者様を幸せにしたいと切に思って誠実な診療を心がけている。
治療機器や注入施術の豊富な経験はもちろんのこと、個々に合ったスキンケアや根拠に基づいた栄養医学で体内外から"歳を重ねても美しい肌"を患者様と共に作ることに励む。
注入やスレッドで似合わせアンチエイジングも得意とし、プライベートでは一児の母である。