銀座 美容外科 ネクサスクリニック 10:00-18:30(不定休)

肌は“飲んで”育てる時代へ。美容内服はシミ・くすみに効果あるの?

年齢とともに気になってくる、シミ・くすみ・ハリ不足。どんなにスキンケアを頑張っても追いつかない・・・。そんな悩みにこそ取り入れてほしいのが、“内側から肌を育てる”という発想です。

ネクサスクリニックでは、肌の悩みに根本から向き合うために、美容内服を積極的に提案しています。今回は、「美容内服ってなに?」「何を飲むといいの?」「どれくらい続けるの?」そんな疑問にお答えする、コラムをお届けします。


美容内服とは?外側だけじゃない、内側からの美肌づくり

美容内服とは、シミやくすみ、肌荒れ、老化サインなどの悩みに対して、医師が処方する内服薬や高品質なサプリメントを用い、体の内側からアプローチする治療法です。スキンケアや美容医療で肌表面を整える一方で、内服はホルモンバランスやメラニン生成、抗酸化など、より根本的な原因に働きかけてくれます。

紫外線やストレス、加齢による代謝の低下…。これらは目に見えませんが、確実に肌へ影響を及ぼしています。美容内服は、そうした「内側のダメージ蓄積」をじわじわと整えていく、まさに“土台から整える美肌習慣”なのです。


効果を発揮するためにはどんな種類がおすすめ?

ネクサスクリニックでは、以下の3種類を中心に美容内服を処方しています。お悩みやライフスタイルに合わせた選択肢をご提案します。

トラネキサム酸

トラネキサム酸は、色素をつくり出すメラノサイトの過剰な働きを抑えることで、肝斑や炎症後の色素沈着に対して高い改善効果を発揮します。とくに肝斑は、日常生活のちょっとした刺激でも悪化しやすく、合わない美容施術によって状態を悪くしてしまうケースも少なくありません。そうした繊細な症状に対しても、内服によるアプローチは非常に有効です。継続的に服用することで、肌全体のくすみが薄れ、トーンが明るくなっていくのを実感される方も多く、中には「肌質そのものが変わった」と感じられることもあります。

ユベラ(ビタミンE)

ユベラは、抗酸化力の高いビタミンEを主成分とし、肌細胞を老化から守ってくれます。さらに血流を良くする作用もあるため、くすみがちな肌、冷えやすい体質にも効果が期待されます。ビタミンEは“守りの栄養素”ともいわれ、続けることで肌の代謝が整い、自然なツヤとハリを取り戻すサポートをしてくれます。活性酸素と戦う、アンチエイジングの味方となってくれます。

シナール or ワカサプリ(ビタミンC/ビタミンC+D)

美白・ハリ・予防…万能すぎるビタミンCで、トーンアップを日常に。
ビタミンCは、美肌成分の代名詞ともいえる存在。メラニンの生成を抑え、コラーゲン合成を促進し、抗酸化作用まで持ち合わせた、まさに「攻めと守りのオールラウンダー」です。

ネクサスクリニックでは、従来の「シナール」に加え、吸収率と品質にこだわった“ワカサプリ”シリーズもご用意。ビタミンC+Dのセットは、免疫や肌のバリア機能も強化してくれます。

▶︎ワカサプリの詳しい紹介コラムはこちら


皮膚科治療と内服はセットで考えるべき?答えはYES!

クリニックで行われる美容医療には、レーザーや注入といった「外からのアプローチ」が基本となりますが、それだけで肌悩みが根本解決するわけではありません。たとえばレーザーでシミを取り除いても、メラニンが生まれやすい状態のままだと、数ヶ月後にまた新しいシミができてしまうこともあります。そこで美容内服の出番です。内服は、肌の状態を“シミができにくい土台”に整えてくれる存在。外からの治療と内服を組み合わせることで、シミの再発リスクを抑え、美しい状態を長くキープすることが可能になります。特に、トラネキサム酸単体での主な目的は、“新たなシミをつくらせない”こと。正しい皮膚科治療と内服を併用すると、すでに存在する肝斑、シミ、くすみに対してもより高い相乗効果が期待できます。

服用期間は?どれくらい続けると効果が出るの?

美容内服は“すぐに効果が出る魔法の薬ではありません。肌のターンオーバー(生まれ変わり)周期は約28〜45日。最低でも3サイクル(約3ヶ月)は継続することを推奨します。

  • トラネキサム酸:まずは3ヶ月以上を目安にしていただくと効果が見えてきます。内服を続けても害はありませんが、医師の判断で継続・休薬・再開を調整します。
  • ユベラ(ビタミンE):副作用も少なく、長期服用に適しています。
  • ビタミンC:水溶性なので体内に留まりにくく、継続摂取が効果のカギ。長期的な肌管理に最適です。

内服の効果は激変するものではないため、「実は効果が出ているのに、自分では気づいていなかった」そんなケースもあります。写真記録や肌診断などで客観的に振り返ることがおすすめです。


美容内服×生活習慣=美肌効果を最大限へ

どんなに良い内服を続けていても、生活習慣が乱れていれば肌の改善は遠のいてしまいます。美容内服は、以下のような日常の工夫と一緒に行うことで、「肌が変わる」実感をより早く・長く感じることができます。

  • 紫外線対策を徹底する:UVケアをしないままでは、内服の効果が消耗されてしまいます。冬でも紫外線は出続けているので、年中通して日焼け止めを塗ることは大切です。
  • バランスの取れた食事:ビタミンやミネラル、たんぱく質など、肌を構成する栄養素を不足させないことが基本。
  • 質の良い睡眠:特に22時〜2時は、肌再生にとって非常に重要な時間帯で、“肌のゴールデンタイム”と言われています。しっかり休息をとることが鍵となります。
  • ストレスを溜めない:ストレスホルモンは、肌のバリア機能や代謝にも悪影響を及ぼします。

美容内服は“飲む美容医療”ともいえる存在で、生活習慣とリンクしてくることでしょう。だからこそ、体と心のコンディションとリンクさせることで、本来のポテンシャルが発揮されるのです。


肌は、「続ける人」から変わっていく。

肌は、「何をするか」以上に、「どう続けるか」で応えてくれます。
一時的なケアではなく、日々の積み重ねが透明感やハリ、トーンの変化へとつながっていく。それが美容内服の大きな魅力です。もし、これまでのスキンケアや治療に限界を感じているなら、一度“内側からの肌づくり”に目を向けてみてください。ネクサスクリニックは、あなたの肌悩みに寄り添いながら、美しく健やかな肌を育てるお手伝いをいたします。

美しさに、焦らず、確実に。 肌が変わり始めるその瞬間を、私たちと一緒に育てていきましょう。

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この記事の監修者
渡辺 佳奈

医師 渡辺 佳奈

東京慈恵会医科大学救急科を経て、都内美容皮膚科で経験を積む。
患者様が自分の素顔を好きになるお手伝いをライフワークとし、丁寧な診療を心がけている。レーザー、ドクターズコスメの知識を豊富に持ち、注入治療、外科手術も得意とする。
ポジティブエイジングとナチュラルな健康美をテーマに抗加齢学、美容皮膚科学の研鑽に励む。