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二重埋没は取れる?取れたときの対処法や取れやすい人の特徴

「二重埋没」は、皮膚を切開せずに気軽にできる美容整形として人気ですが、一方で「すぐに取れる」という話を聞き、心配になっている方もいるのではないでしょうか。実際、二重埋没は永久的な二重を保証するものではなく、取れる可能性があるものです。ただし、1〜2年で取れるケースもあれば、20年以上取れないなどという場合もあり、取れるまでの期間には個人差があります。

この記事では、「二重埋没は本当に取れるの?」という疑問に答えるとともに、取れやすい人の特徴や糸が取れる前のサイン、再施術の方法、埋没を長持ちさせるコツについて解説します。

二重埋没は取れる?

二重埋没は、医療用の糸でまぶたを留めて二重のラインを作る施術です。皮膚を切開せずに施術できるため、身体への負担が少なく人気の施術ですが、さまざまな理由で糸が緩んだり取れたりする可能性があります。一般的に二重埋没の持続期間は3〜10年程度とされていますが、実際は1〜2年で緩んでしまう方もいれば、20年以上保っている方もおり、個人差が大きいのが実情です。

「どのくらいの期間取れないか」は、その方のまぶたの状態や生活習慣なども関係します。また、術式や医師の技術力も関係するため、「高額な施術だから取れない」「複雑な糸のかけ方だから安心」といったイメージを持つ方もいますが、それだけで安心はできません。二重埋没が取れやすくなるような習慣を避け、自分のまぶたや理想のデザインに合った術式を選んでくれる、経験豊富な医師に相談することが重要です。

埋没が取れやすい方の特徴

 

二重埋没の糸が緩んだり取れたりするまでの期間には個人差がありますが、中には比較的取れやすい方も。ここでは埋没が取れやすい方の特徴を紹介します。

まぶたが厚い

二重埋没はまぶたに医療用の糸をかけて、二重のラインを作る施術です。医療用の糸は縫製用の糸より強度がありますが、それでも限界があります。まぶたや皮膚に厚みがあったり脂肪が多かったりする場合、糸に負担がかかって皮膚を支えきれず、取れやすくなる傾向があります。

幅広い二重のデザインを希望している

理想の二重ラインを作れる二重埋没ですが、幅の広い二重は糸にかかる圧が強くなり、取れたり緩んだりしやすくなります。施術前のカウンセリングの際、希望する二重幅やまぶたの状態によっては医師からリスクについての説明があるため、よく検討し、納得の上で施術を受けてください。

まぶたの皮膚が伸びている

長期間アイプチやアイテープを使用していると、まぶたの皮膚が伸びて内側の組織も弱くなっている可能性があります。その場合、糸をかけても十分に固定できずに緩んでしまい、持続期間が短くなるリスクがあります。

まぶたを刺激する習慣がある

目元のマッサージや目を擦る癖など、まぶたに刺激を与える習慣のある方は要注意です。多少押したり擦ったりする程度なら問題ありませんが、日常的に行っていたり強い刺激だったりすると、二重埋没の糸やまぶたに負担がかかって取れたり緩んだりする原因になりかねません。まぶたが伸びるリスクもあり、要注意です。

施術後に体重が増加した

体重が増加すると、体だけでなくまぶたにも脂肪が増え、二重を留めている糸に負荷がかかります。多少の増減は問題ありませんが、大幅な体重増加などは負担がかかりやすくなるでしょう。

こうなったら注意?二重埋没の糸が取れる前のサイン

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二重埋没は、時間の経過や生活習慣の影響で、二重のラインが不安定になってくることがあります。完全に取れる前には、いくつかのサインが現れるため、気づいたら早めに対処しましょう。以下のような変化が見られた場合は、二重埋没の糸が取れかけている可能性があります。

食い込みが浅くなる

以前よりも二重のラインが浅く感じたり、食い込みが弱く見えたりするようになった場合、糸が緩んでいる可能性があります。これは、まぶたの皮膚や脂肪に変化があったり、糸の結び目がゆるくなってしまうことが原因です。

たまに二重のラインが消える

「朝は二重だけど夕方にはラインが消える」といったように、二重が安定しない状態が続くのは、「取れかけ」のサインです。この状態が続くと、最終的には糸が取れて完全に二重のラインが消えてしまうこともあります。

三重になることがある

二重ラインの上や下に別の線ができて三重になる現象は、糸が不安定になり、皮膚が正しく折りたたまれていない証拠です。まぶたに余分な負荷がかかっている状態ともいえます。二重埋没の糸が取れる直前にこういった症状がみられることがあるため、注意してください。

左右差が出てきた

片方だけラインが薄くなったり、二重幅が違って見えたりするようになった場合も要注意。糸が片側だけ緩んだり取れかけたりしている可能性が高く、放置しておくとバランスがさらに崩れることがあります。

二重幅が狭くなる

以前よりも二重幅が明らかに狭くなったと感じる場合、糸がまぶたの組織に馴染まず、少しずつ後退している可能性があります。これは取れかけが進行しているサインといえるでしょう。

上記のようなサインが見られた場合でも、市販のアイプチやアイテープで補強するのは避けてください。まぶたへの負担が大きくなり、糸がさらに緩んだり、炎症を起こしたりする可能性があります。完全に二重のラインが消える前に、クリニックで相談することをおすすめします。

なお、糸が皮膚の表面に出てきた場合は感染症の恐れもあるため、自分で対処せずに、早めにクリニックを受診しましょう。

二重埋没が取れてしまったらどうする?

電話をしている女性

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二重埋没の二重が取れてしまった場合でも、再び理想の二重を手に入れる方法はあります。ここでは、二重埋没が取れてしまった際の対処法をご紹介します。

再施術を検討する

もっとも簡単なのは、二重埋没の再施術でしょう。二重埋没は以前と同じ方法で「かけ直す」ことが可能です。前回の糸を取り除くかどうか、まぶたに負担がどの程度かかっているかなどで対応が異なるため、クリニックで相談しましょう。

二重埋没は永久に効果が続く施術ではないため、クリニックによっては保証制度を設けており、一定期間内の再施術を無料、または割引価格で受けられることもあります。施術を受けたクリニックで保証制度があるかどうか確認してみるといいでしょう。

二重全切開を検討する

過去に二重埋没が取れたことがある、まぶたが厚い、皮膚がたるんでいるなどの条件がある場合、二重全切開を検討するのもひとつの選択肢です。二重全切開は、まぶたを切開して二重ラインを形成するため、半永久的な持続力が期待できます。術後のダウンタイムやリスクはありますが、安定した二重を希望する方に適しています。

特に、二重埋没を何度も繰り返している方は、まぶたへのダメージも蓄積しているため、医師と相談した上で切開法への切り替えを視野に入れてみてください。

▶︎ 埋没法と切開法の違いについての記事

二重埋没のラインを長持ちさせるには?

二重埋没は永久に効果が続くものではありませんが、いくつかの工夫によって長持ちさせることは可能です。施術を受ける前の準備や術後の生活習慣といったポイントを押さえておくことで、二重ラインをより維持できるようになります。

まぶたに合った施術を受ける

まぶたが厚い、脂肪が多いなどという場合、そもそも二重埋没が不向きな場合もあります。無理に二重埋没で対応しようとすると、取れやすくなるリスクが高まるでしょう。そのようなケースでは、二重全切開やまぶたの脂肪取りの併用を検討したほうが、結果的に満足度の高い仕上がりになることもあります。

自分の理想とするデザインと、まぶたに合った方法を提案してくれる医師を選び、無理のないデザインを目指すことが、理想の二重を実現するポイントです。

目元を刺激しない

術後のケアも、二重のラインを持続させるためには重要です。頻繁にまぶたをこすったり、強くマッサージしたりする習慣は、糸が緩む原因になります。花粉症などで目をこする習慣がある方は注意してください。

また、アイプチやアイテープの使用もまぶたに負担をかけるため、基本的には避けるのが望ましいでしょう。どうしても使いたい場合は、頻度を減らし、まぶたに優しいアイテムを選びましょう。

取れにくい二重埋没の施術とは?

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糸の留め方によっても持続力は異なるため、取れにくい術式を選ぶことも、二重埋没を長持ちさせるコツといえます。

二重埋没の術式にはいくつかの分類があり、例えば糸を点で留める「点留め」、糸を線状にかける「線留め(ループ法)」があります。点留めは二重のラインに合わせてポイントごとに糸を留める方法で、1か所ごとに1本糸を使う術式です。糸を留める数が多ければ二重のラインが崩れにくいとされていますが、1つひとつのポイントは取れやすい可能性があるでしょう。

一方、線留めの場合、線状に糸をかけることで、糸がまぶたに触れる面積が多くなり、しっかり固定できるメリットがあります。線状に糸が留めてあることで、二重のラインが安定しやすいこともメリットです。点留めと比べて費用が上がる傾向があり、医師の技術力が問われる手法ですが、より取れにくい二重埋没を希望する場合は、こちらを検討してください。

取れにくい二重埋没なら「ネクサスアイズ」

ネクサスクリニックの「ネクサスアイズ」は、ループ状に糸をかけて二重を形成する線留めの術式です。

結膜側(まぶたの裏側)で糸を留める裏留めで、まぶた表面に糸玉や傷跡が見えません。まぶたにかける負担が少ないためダウンタイムも極限まで抑えられ、自然で美しい二重ラインを長持ちさせます。

万が一糸が取れたり緩んだりしてしまったときや、糸を外してもとの状態に戻したい場合の保証制度も用意されており、安心して施術を受けていただけます。

コツを押さえて二重埋没を長持ちさせよう

二重埋没は手軽に二重まぶたを実現できる一方で、「すぐ取れるのでは?」という不安を持つ方も少なくありません。実際、埋没の糸は時間の経過やまぶたへの負担によって緩んだり取れたりすることがあります。ただし、万が一取れてしまった場合でも、再施術や二重全切開など選択肢はあります。また、術式や医師の選び方、日常生活の工夫によって、埋没の持ちを良くすることも可能です。

理想の二重をできるだけ長く保つためには、施術前の正しい知識と、自分のまぶたに合った方法を選ぶことが大切です。信頼できるクリニックでしっかりカウンセリングを受け、自分にとって最適な方法を見つけましょう。

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この記事の監修者
酒井 知子

院長 酒井 知子

外科領域では特に二重埋没を得意とする。Instagramでお馴染みの“バレづらい魔法の二重術”は、連日全国から患者様が殺到するほどの人気ぶりで、症例数は年間3000件以上にも及ぶ。
その他、糸リフトや注入治療、若返り施術を数多く経験。
またレーザーやドクターズコスメなどの美容皮膚科領域に関しても深い知識を持ち、全国から幅広い層のファンを集めている。プライベートでは1児の母。管理栄養士から医師への転身という異色の経歴を持ち、体の内面と外面の両方から美しさを実現するスペシャリスト。趣味は料理。