
二重整形を検討しているものの、どんなデザインが自分に合うのかわからず悩んでいませんか?二重にはいくつかの種類があり、それぞれが与える印象も異なります。最近では平行型やMIX型が人気ですが、自分の目元に合ったデザインを選ぶことが何より大切です。
この記事では、二重のデザインの種類やデザイン別のおすすめのタイプ、ネクサスクリニックの症例写真などをご紹介します。
二重のデザインとは?
一口に「二重」と言っても、そのデザインにはさまざまな種類があり、目元の印象を大きく左右します。最近では、自然さと華やかさを兼ね備えた「MIX型」の二重が人気ですが、大切なのは自分に合ったデザインを選ぶことです。
目の形や蒙古襞(もうこひだ)の有無、まぶたの厚みなどによって、似合う二重のタイプや実現しやすいデザインは異なります。また、「どんな印象の目元になりたいか」によっても選ぶべきデザインは変わってくるでしょう。
例えば、ナチュラルな雰囲気を好む方や、周囲に整形がバレたくないという方は「末広型」や「奥二重」が自然な印象でおすすめです。はっきりとした顔立ちを目指したいなら「平行型」や「MIX型」が適しています。自分の目元の特徴や理想の目元を理解した上で、イメージを明確にすることが重要です。
二重の種類

二重にはいくつか種類があり、それぞれ印象や特徴が異なります。ここでは、二重の代表的な種類を解説します。自分の目元にどのデザインが合うのかを知る第一歩として、まずはそれぞれの違いを理解しておきましょう。
末広型
末広型は、日本人に最も多く見られる二重の形です。目頭の部分は比較的狭く、目尻にかけて二重のラインが広がっていくのが特徴です。上まぶたの皮膚が目頭を覆う蒙古襞(もうこひだ)が発達している場合、二重はこの形になりやすい傾向があります。
末広型は自然で優しい印象を与えられ、まぶたに丸みのある方や、ナチュラルな仕上がりを希望する方に特におすすめです。また、男性にも馴染みやすく、整形したことを気づかれにくいというメリットもあります。
平行型
平行型は、目頭から目尻まで二重のラインがほぼ均等に並行しているデザインです。西洋人に多い形で、目元がはっきりとした印象になり、目が大きく見える効果があります。
平行型はいわゆる「ハーフ顔」のようなくっきりした目元に憧れる方に人気です。ただし、蒙古襞が強い場合、デザインを実現するために「目頭切開」が必要になることもあります。華やかで印象的な目元にしたい方に適したデザインです。
MIX型
MIX型は末広型と平行型の中間のようなデザインで、近年人気が高まっているデザインです。目頭はやや平行型のようにはっきりとしたラインで始まり、目尻に向かって自然に広がるのが特徴です。
自然な印象ながら目力があり、目元がくっきり見えるのが魅力です。多くの日本人女性にとって理想のデザインとされており、「ナチュラルさ」と「華やかさ」のバランスを求める方にぴったりです。
奥二重
奥二重は、まぶたの皮膚が二重のラインにかぶさっているため、二重の線があまり目立たないデザインです。日本人によく見られるタイプで、控えめで落ち着いた印象になります。
「整形がバレたくない」「目立ちたくない」という方に向いており、特に男性や職場での印象を気にする人から人気があります。また、アイメイクで工夫することで、自然な変化を楽しむことも可能です。
二重のデザインは幅も重要

二重整形では「形」が注目されがちですが、実は「幅」も印象を左右するポイントです。二重の幅とは、まつ毛の生え際から二重のラインまでの距離のことを指し、わずかな差でも顔の印象や目元の雰囲気が大きく変わります。
幅が狭い二重は、ナチュラルで上品な印象を与え、自然な印象に仕上がりやすい傾向があります。しかしその一方で、目が小さく見えたり、アイメイクの幅が制限されたりする可能性も少なくなりません。
反対に、幅が広い二重は目が大きく見え、アイメイクの自由度が高まります。くっきりとした印象になりやすく華やかさを求める方に好まれますが、眠そうに見えたり、不自然に見えたりするリスクも。整形後の変化が大きいため、施術したことがバレやすくなります。
自分の理想の目元やライフスタイル、TPOに合わせて適切な二重幅を選ぶことが重要です。医師とのカウンセリング時には、「形」とあわせて「幅」にもしっかりこだわるようにしましょう。
デザイン別・おすすめのタイプ
二重のデザインはそれぞれ印象や特徴が異なるため、自分の顔立ちやなりたいイメージに合わせて選ぶことが大切です。ここでは、各デザインに合うおすすめのタイプと、ネクサスクリニックの症例写真をご紹介します。理想の目元を実現するための参考にしてみてください。
末広型がおすすめのタイプ
末広型は、ナチュラルな仕上がりを求める方に最適なデザインです。整形直後でも不自然さが少なく、数日後には元から二重だったかのように見えることが多いタイプです。目元の印象がやわらかくなり、優しげで親しみやすい雰囲気を演出できるでしょう。
特に以下のような方におすすめです。
・自然な二重にしたい方
・優しい印象を演出したい方
・目元に丸みがある、または和風な顔立ちの方
・整形を周囲に気づかれたくない方
・男性で二重にしたい方
<ネクサスクリニックの末広型の症例写真>

末広型は派手になりすぎず、落ち着いた印象に仕上がるため、初めて二重整形をする方にも選ばれやすい傾向があります。
平行型がおすすめのタイプ
平行型は、はっきりとした目元や華やかさを求める方にぴったりのデザインです。特に目の横幅や縦幅がしっかりある方は、平行型がより映えます。メイク映えもよく、整形後の「変化」がしっかり出るため、劇的な印象変化を求める方に人気です。
以下のようなタイプの方に適しています。
・大きく印象的な目にしたい方
・ハーフ顔や韓国アイドル風の目元に憧れている方
・アイメイクを楽しみたい方
・蒙古襞が目立たない方
・切れ長の目を柔らかく見せたい方
<ネクサスクリニックの平行型の症例写真>

平行型はやや派手に見えることもありますが、華やかな目元を目指したい方には理想的なデザインといえるでしょう。
MIX型がおすすめのタイプ
MIX型は、自然さと存在感のバランスを求める方におすすめです。自然さと存在感が絶妙にバランスされた仕上がりで、「整形感が出すぎるのは嫌だけど、はっきりした二重にしたい」という方に特に好評です。韓国風メイクとの相性もよく、流行に敏感な層から多く選ばれています。
以下のような方に向いています。
・自然ながらはっきりした目元にしたい方
・流行のデザインにしたい方
・韓国アイドルのような目元に憧れている方
・二重がもともと薄いが、目力をアップさせたい方
<ネクサスクリニックのMIX型の症例写真>

このデザインは「自然だけど印象的」という絶妙なバランスを持っており、最近多くの女性に人気があります。
奥二重がおすすめのタイプ
奥二重は、控えめで目立たない印象を好む方に最適です。まぶたの厚みや筋肉のつき方によって仕上がりに個人差はありますが、控えめながら確かな変化を感じられるデザインです。特に男性やナチュラル志向の女性から高い評価を得ています。
以下のような方におすすめです。
・整形が絶対にバレたくない方
・目元の印象を大きく変えたくない方
・男性で自然な変化を希望する方
・メイクで変化をつけたい方
・まぶたに厚みがある方
<ネクサスクリニックの奥二重の症例写真>

奥二重は一見目立ちにくいですが、上品で自然な印象になりやすく、日常生活にもなじみやすいのが特徴です。
埋没と切開はどちらがいい?
二重整形には大きく分けて、「二重埋没」と「二重全切開」の2種類があります。
■二重埋没と二重全切開の違い
| 二重埋没 | 二重全切開 | |
| 施術方法 | まぶたに糸をかけて二重を形成 | 皮膚を切開して組織を切除し二重を形成 |
| 持続時間 | 約3~10年(取れる可能性あり) | 半永久的 |
| ダウンタイム | 2週間程度 | 2~3ヶ月程度 |
| 痛みや腫れ | 施術後に多少の腫れや痛みがあるが、軽度な場合が多い | 切開に伴う痛みや腫れが長引く場合あり |
| デザインの自由度 | 制限あり(まぶたの状態による) | 高い(幅広やカスタマイズ可能) |
| 傷跡 | 小さい(まぶたの裏に糸を通すため目立ちにくい) | 目元に切開跡が残ることがある(ただし、目立ちにくい) |
| 再手術の可能性 | 取れることがあるため、再手術が必要な場合あり | 半永久的なので再手術の必要性は低い(修正は可能) |
デザイン変更の可能性がある、まずは試してみたいという方には二重埋没が選ばれる傾向があり、長期的に二重のデザインを維持したい方には二重全切開が選ばれることが多くなっています。また、ダウンタイムをどれだけ許容できるか、まぶたの状態はどうかなどでも、選ばれる方法は変わってくるでしょう。
最終的には、医師による診察でまぶたの状態や希望するデザインを確認しながら、メリット・デメリットを比較して決めることが重要です。
埋没と切開の違いや選び方については下記の記事をご覧ください。
埋没と切開はどっちがいい?二重整形の違いと選び方
特徴を理解して自分に合った二重デザインを選ぼう
二重整形を成功させるためには、単に「人気のデザイン」や「流行っている形」に飛びつくのではなく、自分自身の目の形や顔立ち、理想の印象に合ったデザインを選ぶことが大切です。デザインの種類ごとに特徴があり、与える印象や似合うタイプも異なります。
「どんな二重が自分に似合うのかわからない」と悩んでいる方は、まずは、二重のデザインそれぞれの特徴を理解しましょう。その上で、自分の理想とする形を考えてみてください。「どうしても決められない!」という場合は、カウンセリングで医師に相談し、シミュレーションを通して検討することをおすすめします。
院長 酒井 知子
外科領域では特に二重埋没を得意とする。Instagramでお馴染みの“バレづらい魔法の二重術”は、連日全国から患者様が殺到するほどの人気ぶりで、症例数は年間3000件以上にも及ぶ。
その他、糸リフトや注入治療、若返り施術を数多く経験。
またレーザーやドクターズコスメなどの美容皮膚科領域に関しても深い知識を持ち、全国から幅広い層のファンを集めている。プライベートでは1児の母。管理栄養士から医師への転身という異色の経歴を持ち、体の内面と外面の両方から美しさを実現するスペシャリスト。趣味は料理。