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諦めていた首の横シワに、プルリアル バイオスカルプチャーという選択肢

お顔のスキンケアは念入りにしているのに、ふと鏡を見たときに目に入る首の横シワ。年齢とともに深くなっていく首のシワは、実は多くの方が密かに悩んでいるエイジングサインの一つです。「首のシワってどうケアすればいいの?」「クリームを塗ってもなかなか改善しない」そんなお悩みを抱えている方に、今注目されているのがプルリアルの『バイオスカルプチャー』です。今回は、なぜこの製剤が首の横シワ治療に最適なのか、詳しく解説していきます。

プルリアル バイオスカルプチャーとは?

プルリアル バイオスカルプチャーは、ルクセンブルクのMD Skin Solutions社が開発した、CE承認を受けている注入製剤です。プルリアルシリーズの中でも、特に肌再生に特化した新しいタイプのヒアルロン酸製剤として注目を集めています。

従来のヒアルロン酸注入とは異なり、単にボリュームを補うだけでなく、肌の奥の水分量を高めながらコラーゲンの生成を促進し、肌が持つ自己修復能力を向上させることができる点が大きな特徴です。つまり、「今あるシワを埋める」だけでなく、「肌そのものを再生させる」アプローチができる製剤なんです。

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3種類のヒアルロン酸が織りなす独自の処方

バイオスカルプチャーの最大の特徴は、その成分配合にあります。「高分子60%・中分子30%・低分子10%」という絶妙なバランスで3種類のヒアルロン酸を配合し、「再生力×持続力×安全性」を実現しています。

高分子ヒアルロン酸の役割

高分子ヒアルロン酸は体内で分解されにくく、効果が長持ちするのが特長です。シワを持ち上げて改善するだけでなく、肌全体にハリを与え、質感をふっくらなめらかに整えます。そのため首のシワケアはもちろん、手の甲やデコルテなど「ハリ不足が気になる部位」にも活かせる成分です。

中分子ヒアルロン酸の役割

中分子ヒアルロン酸は、肌の「水分保持力」を高めるのが得意です。分子サイズが程よいため、表面だけでなく肌の中層にとどまって、長時間うるおいをキープ。乾燥による小ジワやごわつきを防ぎ、内側からふっくらとした弾力を支えてくれます。持続的な保湿に優れているため、肌全体のハリ感やなめらかさを保つ成分です。

低分子ヒアルロン酸の役割

低分子の非架橋ヒアルロン酸は、非常に小さな分子構造を持つため肌の奥深くまで浸透しやすいのが特長です。単にうるおいを与えるだけでなく、コラーゲンの生成をサポートする働きがあり、肌の再生力そのものを高めてくれます。そのため、継続的に使用することで「肌質改善」や「土台から元気な肌づくり」を実感しやすい成分です。

独自技術「Matricyal 3D」とは

バイオスカルプチャーでは、高・中・低分子のヒアルロン酸をただ混ぜるのではなく、「Matricyal 3D」という独自処方で3つの分子を最適なバランスで配合しています。これにより、ヒアルロン酸は肌の中で自然に広がり、硬すぎず柔らかく馴染む仕上がりとなります。つまり、自然な質感を保ちながら、ハリ・弾力を長くサポートできる ― これこそがMatricyal 3Dの大きな強みです。

幅広い適応部位

バイオスカルプチャーは、特定の部位に限らず、顔からボディまで幅広く活用できるのが大きな特徴です。

例えば、年齢が出やすい「手の甲」や「首の横ジワ」、頬のハリ不足やフェイスラインのもたつきといったエイジングサインにも対応。自然なボリューム感で表情を動かしたときも違和感のない仕上がりを実現します。

さらに、シワ改善やボリューム補充にとどまらず、肌全体の質感向上にも効果的。くすみの改善、小ジワの軽減、ハリやツヤの向上、色素沈着や赤みの改善など、総合的な肌質改善効果も期待できます。

ただし、頬コケやこめかみのように「立体的な造形を作る」場合は、架橋ヒアルロン酸の方が適しています。バイオスカルプチャーはあくまで、自然なハリ・質感改善やシワ補正に特化した製剤であることを理解しておくとわかりやすいです。

なぜ首の横シワに最適なのか

ここまで読んで、「でもなぜ特に首のシワに良いの?」と疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれません。実は、首という部位には特別な配慮が必要なんです。

首は動きが多い特殊な部位

首は、上を向いたり下を向いたり、左右に回したりと、常に動いている部位です。そのため、硬いヒアルロン酸を注入すると、動かしたときに不自然な感じが出てしまったり、製剤が偏ってしまったりする可能性があります。

バイオスカルプチャーは、適度な柔軟性を持ちながらもしっかりとシワを改善する特性があるため、首のような動きの多い部位でも自然な仕上がりを保つことができます。

首の皮膚は薄くてデリケート

首の皮膚は顔に比べて薄く、デリケートな部位です。強い刺激や硬い製剤は、違和感や不自然さにつながりやすいんです。

バイオスカルプチャーに配合されてる低分子非架橋ヒアルロン酸は、肌になじみやすく、薄い首の皮膚にも優しく作用します。刺激を最小限に抑えながら、しっかりと効果を発揮できる配合になっています。

横シワ特有の深さと広さ

首の横シワは、一本一本が比較的深く、しかも横に長く伸びているのが特徴です。こうした深くて広いシワには、ある程度のボリュームと持続力が必要になります。

高分子ヒアルロン酸が60%と多めに配合されているバイオスカルプチャーなら、しっかりとシワを持ち上げながら、効果を長期間維持することができます。さらにヒアルロン酸は非架橋タイプなので、不自然に浮いて見えにくい点も安心できるポイントです。

首は乾燥しやすい

首は、意外と保湿ケアが行き届きにくい部位です。顔のスキンケアのついでに首にもクリームを塗る程度、という方も多いのではないでしょうか。

バイオスカルプチャーに含まれる中分子ヒアルロン酸は、長期的な保湿効果を発揮します。注入することで、内側から継続的に潤いを保ち、乾燥による小じわの発生も防ぐことができます。

肌質改善で根本からアプローチ

首のシワは、単に皮膚が折れ曲がっているだけでなく、加齢による肌質の低下も大きく関係しています。コラーゲンやエラスチンが減少し、肌のハリや弾力が失われることで、シワが定着してしまうんです。

バイオスカルプチャーは、コラーゲン生成を促進する働きがあります。これにより、シワを埋めるだけでなく、肌そのものの質を向上させることで、より長期的な改善が期待できます。

施術後の経過と効果の持続

バイオスカルプチャーの施術経過は、施術直後から高分子ヒアルロン酸による即効的なボリュームアップ効果を発揮し、シワが浅くなったことを実感いただけます。その後は数週間から数ヶ月かけて、中分子や低分子のヒアルロン酸が働き、肌の内側から潤いとハリが増していきます。

効果の持続期間には個人差がありますが、一般的には数ヶ月から1年程度です。しっかり効果を実感するためには、1か月以上間隔をあけて3回程度の施術を推奨します。その後は半年~1年ごとにメンテナンスを行うことで、首のシワ改善効果をより実感しやすくなります。ご希望や首の状態に応じて、医師が最適な施術プランをご提案いたします。

諦めていた首のシワ、今こそケアを始めませんか

首のシワは年齢とともに深く刻まれやすく、一度できるとホームケアだけで改善するのは難しいといわれています。そのため「仕方ない」と諦めてしまう方も少なくありません。しかし、近年は首専用に適したヒアルロン酸製剤によって、自然な質感を保ちながらハリやなめらかさを取り戻すことが可能になっています。

プルリアルバイオスカルプチャーは、3種類のヒアルロン酸を絶妙に組み合わせた独自処方で、首の横シワにしっかりとアプローチ可能です。施術直後からの変化と、時間をかけて現れる肌質改善の両方を実感できる点が特長です。隠すのではなく、首元に自信を持てる毎日を取り戻したい方に、ぜひおすすめの治療です。

▶︎ プルリアルバイオスカルプチャーについて

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この記事の監修者
富岡 さゆり

医師 富岡 さゆり

東邦大学大橋病院麻酔科を経て大手美容皮膚科で経験を積み、都内院長に就任。
自分自身がとても肌に悩んできた経験から「遠回りしない、適切な美容医療」で患者様を幸せにしたいと切に思って誠実な診療を心がけている。
治療機器や注入施術の豊富な経験はもちろんのこと、個々に合ったスキンケアや根拠に基づいた栄養医学で体内外から"歳を重ねても美しい肌"を患者様と共に作ることに励む。
注入やスレッドで似合わせアンチエイジングも得意とし、プライベートでは一児の母である。