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ピーリングのデメリットとは?知っておきたいリスクと正しい対策法を解説

美肌効果が期待できるピーリングは、ニキビや毛穴の開き、くすみなど幅広い肌悩みにアプローチできる人気の美容ケアです。しかし、ピーリングにはメリットだけでなく、デメリットやリスクも存在します。

この記事では、ピーリングを検討中の方に向けて、施術前に知っておくべきデメリットとその対策法を詳しく解説します。正しい知識を身につけることで、安全にピーリングを活用し、理想の肌を手に入れましょう。

ピーリングとは?デメリットを知る前に基本を理解しよう

ピーリングの「ピール(peel)」とは「皮を剥く」という意味を持ちます。肌表面に蓄積した古い角質を取り除くことで、肌のターンオーバーを促進し、健康的な肌へと導く美容治療のひとつです。

ピーリングの種類

ピーリングには大きく分けて、医療機関で行う「ケミカルピーリング」と、自宅で行う「ホームピーリング」の2種類があります。

医療機関でのケミカルピーリングは、グリコール酸やサリチル酸やトリクロロ酢酸などの酸性薬剤を使用します。医療用の高濃度薬剤を用いるため、効果が高い反面、専門的な知識と技術が必要です。基本的には、医師が肌の状態を診察した上で適切な薬剤を選択するため、安全に施術を受けられます。

一方、自宅で行うホームピーリングは、市販のピーリングジェルや化粧水などを使用します。医療用に比べてマイルドな成分が使われているため、手軽に始められる点が魅力です。ただし、自己判断での使用となるため、正しい方法を理解することが重要です。

ターンオーバー促進の仕組み

ピーリングが肌に効果をもたらすのは、ターンオーバー(肌の新陳代謝)を正常化する働きがあるためです。通常、健康な肌のターンオーバー周期は約28日とされていますが、加齢や生活習慣の乱れ、ストレスなどによって周期が乱れることがあります。

ターンオーバーが遅れると、古い角質が肌表面に蓄積し、くすみやごわつき、毛穴の詰まりなどの原因となります。ピーリングで古い角質を取り除くことで、新しい肌細胞の生成が促され、コラーゲンやエラスチンの生成も活性化します。

ピーリングの主なデメリット7つを徹底解説

ピーリングには美肌効果がある一方で、いくつかのデメリットも存在します。施術前にしっかりと理解しておきましょう。

デメリット①:乾燥しやすくなる

ピーリング後に最も多くみられるデメリットの一つが、肌の乾燥です。古い角質には、肌内部の水分が蒸発するのを防ぐバリアとしての役割があります。施術によってこの角質層が除去されると、一時的に皮膚が薄くなり、水分が失われやすい状態になります。

特に敏感肌の方や、もともと乾燥しやすい肌質の方は、乾燥を強く感じやすい傾向があります。そのため、ピーリング後は通常以上に丁寧な保湿ケアを行うことが重要です。

デメリット②:赤みや炎症が起こる可能性

ピーリングでは酸性の薬剤を使用するため、施術後に肌へ一定の刺激が加わります。その影響として、赤みや炎症、皮むけが生じることがあります。

軽度の赤みや炎症であれば、数日程度で自然に落ち着くケースがほとんどです。ただし、反応が強く出た場合にはかさぶたが形成され、回復までに1〜2週間ほど要することもあります。特に肌が敏感な方やピーリングが初めての方、生理前など肌が不安定な時期には、赤みや刺激感が2〜3日程度続く可能性があります。

デメリット③:肌のバリア機能が一時的に低下

ピーリング後は、肌のバリア機能が一時的に低下します。角質層は本来、外部刺激から肌を守る役割を担っていますが、ピーリングによってこの保護層が薄くなるためです。

バリア機能が低下した状態では、紫外線や大気中の汚染物質、細菌などの影響を受けやすくなります。そのため施術後の一定期間は肌が非常にデリケートな状態となり、普段以上に慎重なスキンケアや紫外線対策が必要です。

デメリット④:紫外線ダメージを受けやすい

バリア機能が低下すると、紫外線によるダメージを直接受けやすくなります。皮膚が薄くなった状態で紫外線を浴びることで、シミや色素沈着のリスクが高まる可能性があります。

そのため、ピーリング後は日焼け止めの使用が必須です。加えて、帽子や日傘などの物理的な紫外線対策も併用し、できる限り直射日光を避けることが大切です。

デメリット⑤:痛みやヒリヒリ感がある

ピーリング中や施術後には、ピリピリとした痛みやヒリヒリ感を覚えることがあります。使用する薬剤の種類や濃度、肌状態によって感じ方は異なりますが、多くの場合は我慢できる程度の刺激にとどまります。

ただし、痛みが強い場合や長時間続く場合には、薬剤が肌に合っていない可能性も考えられます。痛みやかゆみが生じた際は、患部を刺激せず、早めに施術を受けたクリニックや皮膚科を受診しましょう。

デメリット⑥:複数回の施術、他治療との併用

ピーリングは1回であらゆる肌悩みを改善する治療ではなく、効果を実感・維持するには定期的な施術が前提となります。一般的には2〜4週間ごとに複数回の施術が推奨されます。

また、肌悩みに対して しっかりとした効果を求める場合は、ピーリング単独ではなく、デバイス治療との併用も検討が必要です。

デメリット⑦:やりすぎると皮膚が薄くなる可能性

ピーリングを過度に繰り返すと、角質が過剰に除去され、皮膚が薄くなる可能性があります。皮膚が薄くなると刺激に弱くなり、赤みや炎症が起こりやすく、色素沈着のリスクも高まります。

特に日本人を含むアジア人は色素沈着を起こしやすいため、薬剤の濃度や施術間隔を守ることが重要です。

ピーリングのデメリットが出やすい人の特徴

ピーリングは手軽に経験しやすい施術ですが、すべての人が適しているわけではありません。デメリットが出やすい方、施術を避けた方が良い方の特徴を説明します。

日焼け直後・予定がある人

日焼けをしている、または今後日焼けの予定がある方は、ピーリングには不向きです。日焼け後の肌はすでにダメージを受けており、その状態でピーリングを行うと、刺激が強くなり、炎症や色素沈着のリスクが高まります。

特に夏場に海や山など屋外で過ごす機会が多い方は、肌が十分に回復しないまま施術を受けることになり、負担が大きくなりがちです。日焼け直後の施術は避け、少なくとも2週間以上空けてから検討しましょう。

敏感肌・極度の乾燥肌

重度の乾燥肌や敏感肌の方は、ピーリングの刺激を受けやすい傾向があります。もともとバリア機能が低いため、施術によって赤みや炎症などの肌トラブルが生じるリスクが高まります。

すべてのピーリングが受けられないわけではありませんが、使用する薬剤によっては肌に合わない場合もあります。施術前に医師へ相談し、低刺激性のピーリングから慎重に始めることが大切です。

肌トラブルがある状態

ニキビの炎症が強い状態や肌荒れ、傷がある場合は、ピーリングで症状が悪化するリスクがあります。また、ピーリング剤にアレルギーがある方は、赤みや痒みが出る可能性があります。施術前には、肌の状態やアレルギーの有無を医師にしっかり伝えることが大切です。

ピーリングのデメリットを最小限に抑える5つの対策

デメリットを把握したうえで、正しいケアを行えば、ピーリングを安心して取り入れられます。

適切な施術間隔を守る

最も重要なのは、適切な施術間隔を守ることです。一般的には2〜4週間ごとの施術が推奨されています。施術間隔が短すぎると肌に過度な負担がかかり、バリア機能が常に低下した状態となります。

逆に施術間隔が長すぎると、効果が途切れてしまい、改善した症状が再度目立つ可能性があります。医師の指示に従い、肌の状態を見ながら適切な間隔で受けましょう。

保湿ケアを徹底する

ピーリング後の肌は乾燥しやすい状態です。施術後はいつも以上に念入りな保湿ケアを行いましょう。ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が含まれた化粧水や乳液、シートマスクを使用すると効果的です。

紫外線対策を怠らない

ピーリング後は肌が少しデリケートになっているため、紫外線対策はいつも以上に大切です。SPF値の高い日焼け止めをこまめに塗り直し、帽子や日傘、サングラスなども活用しましょう。また、UVA・UVB両方を防ぐ日焼け止めを選ぶと安心です。曇りの日や室内でも、油断をせず肌を守る意識を持ちましょう。

肌に合った薬剤を選ぶ

ピーリング剤にはグリコール酸、サリチル酸、乳酸など、さまざまな種類があります。それぞれ効果や肌への刺激の程度が異なるため、自分の肌質や悩みに合った薬剤を選ぶことが重要です。

医療機関では、医師が肌の状態を診察した上で適切な薬剤を選定してくれます。初めてピーリングを受ける方や敏感肌の方は、まず低濃度の薬剤から始めることをおすすめします。

医療機関での施術を検討する

自宅でのピーリングは手軽ですが、デメリットやリスクを最小限に抑えるには、医療機関での施術を検討することをおすすめします。

医療機関では経験豊富な医師が肌の状態を見極め、適切な濃度や塗布時間の調整を徹底してくれます。万が一肌トラブルが起きた場合も、すぐに適切な処置を受けることができるため安心です。

自宅ピーリングと医療機関のピーリング、デメリットの違い

自宅でのピーリングと医療機関でのピーリングでは、デメリットやリスクの程度が異なります。

濃度・効果の違いとリスク

医療機関で使用するピーリング剤は、高濃度で効果は高いですが、使い方を誤ると化学熱傷などのリスクもあります。一方、市販のピーリング剤は化粧品に分類され、マイルドな成分が使われています。即効性は控えめですが、比較的安全に使えます。ただし、マイルドだからといってリスクが全くないわけではありません。

やりすぎによるデメリットと注意点

自宅でのピーリングで気をつけたいのは「やりすぎ」です。市販のピーリング剤はマイルドな分、つい頻繁に使いがちですが、短期間に繰り返すと必要な角質まで取り除いてしまい、肌が薄く敏感な状態になってしまいます。

行き過ぎると「ビニール肌」と呼ばれる、角質層が極端に薄くなりキメがなくなった状態になることもあります。回復には時間がかかるため、推奨頻度を守ることが大切です。

ピーリングのデメリットを理解して安全に美肌を目指そう

ピーリングには、乾燥や赤み、バリア機能の低下など、いくつか注意したい点があります。しかし、正しいケアを行えば、こうした影響は最小限に抑えられます。

大切なのは、自分の肌質や状態をしっかり理解し、適切な方法でピーリングを行うこと。特に初めての方や敏感肌の方は、自己判断で行わず、まずは医療機関で相談するのがおすすめです。

施術後は、保湿ケアと紫外線対策を丁寧に行い、施術間隔を守ることで、デメリットを抑えつつ美肌効果を実感できます。肌トラブルが起きた場合も、自己判断せず、早めに皮膚科や施術を受けたクリニックに相談しましょう。

専門家のサポートを受けながら、安全にピーリングを活用して、理想の美肌を目指していきましょう。

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この記事の監修者
富岡 さゆり

医師 富岡 さゆり

東邦大学大橋病院麻酔科を経て大手美容皮膚科で経験を積み、都内院長に就任。
自分自身がとても肌に悩んできた経験から「遠回りしない、適切な美容医療」で患者様を幸せにしたいと切に思って誠実な診療を心がけている。
治療機器や注入施術の豊富な経験はもちろんのこと、個々に合ったスキンケアや根拠に基づいた栄養医学で体内外から"歳を重ねても美しい肌"を患者様と共に作ることに励む。
注入やスレッドで似合わせアンチエイジングも得意とし、プライベートでは一児の母である。