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眉下切開でくぼみ目になる?原因と悪化を防ぐデザインを医師が解説

眉下切開を検討している方の中には、「手術をすると目がくぼんでしまうのではないか」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。実際のカウンセリングでも、「くぼみ目ですが手術はできますか?」「術後にくぼみが目立つことはありませんか?」といったご質問をいただくことがあります。

この記事では、眉下切開とくぼみ目の関係、くぼみが強く見えてしまうケース、そして適応となるケースについて、医学的な視点から解説します。

くぼみ目でも眉下切開はできる?

くぼみ目の方が眉下切開を受けられるかどうかは、くぼみの程度や原因によって異なります。

くぼみ目の原因は1つではない

くぼみ目には、いくつかの原因があります。原因も一つとは限らないこともあります。

皮膚のたるみ: 加齢によってまぶたの皮膚がたるみ、目元が重く見えることで、相対的にくぼんで見えることがあります。この場合、実際には眼窩がくぼんでいるわけではなく、たるみが原因です。

眼窩脂肪の減少: 加齢や過度なダイエットによって、まぶたの脂肪が減少すると、目元がくぼんで見えます。脂肪のクッションが失われることで、骨格が目立つようになるのです。

骨格: 生まれつき眉骨が出っ張っている、目の位置が深いといった骨格的な特徴で、くぼんで見えることもあります。

このように、くぼみ目の原因は一つではありません。眉下切開が適しているかどうかは、何が原因でくぼんで見えるのかによって判断されます。

軽度なら問題なし

軽度のくぼみであれば、眉下切開を受けることは可能です。

特に、たるみが原因でくぼんで見える場合は、眉下切開でたるみを取り除くことで、むしろ改善されることがあります。余分な皮膚が取れることで、目元がすっきりし、くぼみが目立たなくなるのです。

重度は慎重に判断

一方、重度のくぼみがある場合は、慎重に判断する必要があります。

眼窩脂肪が大幅に減少している、骨格的に非常にくぼみが強いといった場合、眉下切開で皮膚を取り除くと、さらにくぼみが目立つ可能性があります。また、眼瞼下垂が原因のこともあります。

眉下切開でくぼみ目が悪化するケース

眉下切開でくぼみが悪化するケースについて、詳しく見ていきましょう。

脂肪が少ないタイプ

もともと眼窩脂肪が少ない方は、眉下切開でくぼみが目立つ可能性があります。

眼窩脂肪は、目元のクッションの役割を果たしています。この脂肪が少ない状態で皮膚を取り除くと、骨格がより露出し、くぼみが強調されてしまうのです。

皮膚を切除しすぎた場合

皮膚の切除量が多すぎると、くぼみが目立つことがあります。

眉下切開では、余分な皮膚を取り除きますが、取りすぎると目元が引きつったような見た目になり、くぼみが強調されます。特に、もともとくぼみがある方は、切除量を慎重に設定する必要があります。

ROOF脂肪を取りすぎた場合

ROOF(眼輪筋脂肪)の処理も、くぼみに影響します。

ROOFは、まぶたの厚みを作っている脂肪です。眉下切開と同時にROOFを取り除くことで、まぶたをすっきりさせることができますが、取りすぎると、くぼみが目立つ原因になります。

眉下切開で改善するくぼみ目

逆に、眉下切開でくぼみが改善されるケースもあります。下記症例写真は、実際にネクサスクリニックでくぼみ目が改善した症例です。

たるみ型くぼみ目

たるみが原因でくぼんで見える場合は、眉下切開で改善されることがあります。

まぶたの皮膚がたるみ、目元に覆いかぶさることで、相対的にくぼんで見えている状態です。眉下切開でたるみを取り除くことで、目元がすっきりし、くぼみが目立たなくなります。実際には眼窩がくぼんでいるわけではなく、たるみによる影が原因です。この場合、眉下切開は非常に効果的です。

眉毛挙上型くぼみ目

眉毛を上げる癖がある方も、眉下切開で改善されることがあります。

まぶたが重いと、無意識に眉毛を上げて目を開けるようになります。眉毛が上がることで、眼窩が相対的にくぼんで見えるのです。眉下切開でまぶたの重みを取り除くと、眉毛を上げる必要がなくなります。眉毛が本来の位置に戻ることで、くぼみが目立たなくなります。

くぼみ目の人のデザインの考え方

くぼみがある方の眉下切開では、デザインが非常に重要です。

切除量の調整

くぼみがある方は、切除量を控えめにすることが基本です。通常の眉下切開では、余分な皮膚をしっかり取り除きます。しかし、くぼみがある方の場合、皮膚を残すことで、くぼみをカバーする効果があります。

ネクサスクリニックでは、まぶたの状態を見ながら、ミリ単位で切除量を調整します。過不足なく、適切な量を取り除くことが、自然な仕上がりにつながっています。

ROOFの処理

ROOFは、まぶたのボリュームに関与する深部脂肪です。くぼみがある方がROOFを取り除くと、さらにくぼみが目立つ可能性が高いです。一方、まぶたの厚みが気になる方でも、くぼみがある場合は、部分的にROOFを残しバランスよく調整することが大切です。

術後にくぼみが気になる場合

術後にくぼみが気になった場合の対処法です。

一時的なケース

術後すぐは、腫れによって一時的にくぼんで見えることがあります。

腫れが引くにつれて、くぼみは目立たなくなります。術後1〜3ヶ月は、まだ腫れが残っているため、最終的な仕上がりとは異なります。焦らず、経過を見守ることが大切です。腫れが完全に落ち着く6ヶ月頃まで待ってから、くぼみが残っているかどうかを判断しましょう。

修正方法

術後6ヶ月経過しても、くぼみが気になる場合は、修正を検討できます。

脂肪注入: 自分の脂肪を採取し、まぶたに注入することで、くぼみを改善できます。自然なボリュームが出るため、くぼみが目立たなくなります。

ヒアルロン酸注入: 手軽にくぼみを改善したい場合は、ヒアルロン酸注入も選択肢です。効果は一時的ですが、すぐに改善されます。

修正方法は、くぼみの原因と程度によって異なりますが、ボリュームを増やすことで改善することがほとんどです。

ネクサスクリニックのくぼみ目への対応

ネクサスクリニックでは、くぼみがある方の眉下切開には特に注意を払っています。

術前にくぼみの程度を評価

カウンセリングでは、実際のくぼみの程度や原因を詳しく診察します。

たるみが原因なのか、脂肪減少が原因なのか、骨格が原因なのか。原因を見極めることで、眉下切開が適しているかどうかを判断します。くぼみが強い場合は、正直に「眉下切開は向いていません」とお伝えすることもあります。無理に施術を勧めるのではなく、最適な選択肢を提案します。

切除量を慎重に設計

くぼみがある方の場合、切除量を通常よりも控えめに設定します。スケール(定規)を使用して、ミリ単位で切除量を測定します。座位と臥位の両方でデザインを確認し、最適な切除量を決定します。過度に取りすぎないことが、くぼみを悪化させないための最も重要なポイントです。

注入の併用も提案

くぼみが強い方には、あらかじめヒアルロン酸や脂肪注入の併用を提案することもあります。ただし、どの治療をどの順序で行うかは、骨格や脂肪量、たるみの程度などによって異なります。たるみによるくぼみが改善しても、骨格の影響で軽度のくぼみが残る場合には、追加で注入治療が適していることもあります。

ネクサスクリニックでは、こうした可能性についてもカウンセリングで正直にお伝えし、一人ひとりの状態に合わせた治療プランをご提案しています。

ネクサスクリニックの眉下切開の症例は下記記事にて紹介しております。

眉下切開のビフォーアフター|症例写真で見る劇的な変化と成功のポイント

眉下切開とくぼみ目を正しく理解することが大切

眉下切開とくぼみ目の関係は、一概に「悪化する」「適応ではない」と言い切れるものではありません。くぼみ目の原因には、皮膚のたるみ、脂肪量、骨格などさまざまな要素が関係しており、それぞれによって適した治療方法は異なります。

たるみによってくぼみが強く見えている場合は、眉下切開によって目元の印象が改善するケースもあります。一方で、骨格や脂肪量の影響が大きい場合には、ヒアルロン酸や脂肪注入などを組み合わせることで、より自然な仕上がりを目指すことができます。

ネクサスクリニックでは、目元の構造を総合的に評価したうえで、一人ひとりに合った治療方法をご提案しています。くぼみ目が気になり眉下切開を検討している方は、まずはカウンセリングでご相談ください。

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この記事の監修者
酒井 知子

院長 酒井 知子

外科領域では特に二重埋没を得意とする。Instagramでお馴染みの“バレづらい魔法の二重術”は、連日全国から患者様が殺到するほどの人気ぶりで、症例数は年間3000件以上にも及ぶ。
その他、糸リフトや注入治療、若返り施術を数多く経験。
またレーザーやドクターズコスメなどの美容皮膚科領域に関しても深い知識を持ち、全国から幅広い層のファンを集めている。プライベートでは1児の母。管理栄養士から医師への転身という異色の経歴を持ち、体の内面と外面の両方から美しさを実現するスペシャリスト。趣味は料理。