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アップニークと眼瞼下垂手術の違いとは?効果・ダウンタイム・向いている人を比較解説

「まぶたが下がってきた気がする」「目が重くて疲れやすくなった」——そんなお悩みを抱えながら、治療方法の選び方に迷っている方も多いのではないでしょうか。

これまで眼瞼下垂の治療は手術が唯一の選択肢でしたが、2026年5月に日本初の治療点眼薬「アップニーク」が発売されたことで、選択肢が広がりました。一方で「点眼と手術、どちらが自分に合っているの?」という疑問も生まれやすくなっています。

この記事では、アップニークと眼瞼下垂手術それぞれの特徴を整理し、どちらが向いているかを分かりやすく解説します。

アップニークと眼瞼下垂手術、それぞれの特徴

アップニークとは

アップニークは、後天性眼瞼下垂に対して使用できる日本初の治療点眼薬です。有効成分のオキシメタゾリン塩酸塩が、まぶたを引き上げる補助筋である「ミュラー筋」に作用して収縮させることで、上まぶたの開きをサポートします。

1日1回の点眼で、点眼後5〜15分程度で効果を実感でき、約6〜8時間持続します。切開を伴わないためダウンタイムがなく、気軽に始めやすい治療です。ただし、点眼している間だけ効果が続く「可逆的な治療」であり、使用をやめると効果は消退します。

アップニークの効果や仕組み、持続時間について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

アップニークの効果とは?|仕組み・持続時間・使い方を解説

眼瞼下垂手術とは

眼瞼下垂手術は、まぶたを持ち上げる主要な筋肉「眼瞼挙筋」の腱膜を縫い縮めたり、適切な位置に固定したりすることで、まぶたの開きを根本的に改善する治療です。

手術の種類には切開法(挙筋前転術)と埋没法(ミュラー筋タッキング)があり、たるみの程度や原因によって適した術式が異なります。ダウンタイムは術式によって異なりますが、効果は永続的で、一度改善すれば継続的な治療は基本的に不要です。

アップニークと眼瞼下垂手術を5つの項目で比較

項目アップニーク眼瞼下垂手術
効果の大きさ1〜2mm程度の改善より大きな改善が期待できる
ダウンタイムほぼなし術式により1〜2週間程度
持続期間点眼中のみ(約6〜8時間)永続的
費用継続的にかかる一度の費用で済む
元に戻せるか使用をやめれば元に戻る基本的に元には戻らない

効果の大きさ

アップニークによるまぶたの改善は平均1〜2mm程度です。数字としては小さく見えますが、目元の印象を変えるには十分な変化です。一方、手術はより大きな改善が期待でき、重度の眼瞼下垂にも対応できます。

ダウンタイム

アップニークは点眼だけで完結するため、ダウンタイムはほぼありません。施術当日から普段通りの生活を送れます。手術の場合は腫れや内出血が出る期間があり、術式によって異なりますが、腫れや内出血が落ち着くまで1〜2週間程度かかることがあります。

持続期間

アップニークの効果は1回の点眼で約6〜8時間。効果を維持するためには毎日継続して点眼する必要があります。手術は一度受ければ効果は長期間持続します。

費用

アップニークは継続的に使用するため、長期的にはコストがかかり続けます。手術は初期費用はかかりますが、一度の治療で済むためトータルコストで考えると逆転するケースもあります。

元に戻せるか

アップニークは使用をやめれば効果が消退し、元の状態に戻ります。「試してみて合わなければやめられる」という安心感があります。手術は長期的な改善を目的とした治療のため、事前に医師と十分に相談したうえで治療方法を選ぶことが大切です。

アップニークが向いている人・眼瞼下垂手術が向いている人

アップニークと眼瞼下垂手術は、どちらが優れているという関係ではありません。まぶたの状態やライフスタイル、希望する変化の大きさによって適した治療は異なります。

アップニークが向いている人

以下のような方は、まずアップニークから検討してみるとよいでしょう。

  • 手術に抵抗があり、まずは切らずに試してみたい方
  • ダウンタイムが取れず、仕事や日常生活への影響を最小限にしたい方
  • 軽度〜中等度の後天性眼瞼下垂の方
  • 手術前にどの程度変化するか確認してみたい方
  • イベントや写真撮影などに向けて、一時的に目元の印象を改善したい方

アップニークを検討している方は、副作用や使用時の注意点についても事前に確認しておくと安心です。

アップニークの副作用とは?|症状・使用できない人・注意点を解説

眼瞼下垂手術が向いている人

一方で、以下のような方には眼瞼下垂手術が適している場合があります。

  • 根本的な改善を希望している方
  • まぶたの下がりが中等度〜重度の方
  • 皮膚のたるみが強く、点眼だけでは十分な改善が見込めない方
  • 毎日の点眼を続ける手間を減らしたい方
  • より大きな変化や長期的な効果を求める方

まず点眼で試してから手術を検討するという選択肢も

「いきなり手術は不安」という方は、まずアップニークで目元の変化を確認してから、手術を検討することもできます。アップニークで十分な効果を実感できればそのまま継続し、より大きな変化や長期的な改善を希望する場合には、眼瞼下垂手術へ進むという選択も可能です。

アップニークでは改善が難しいケース

アップニークは後天性眼瞼下垂に対する新しい治療選択肢ですが、すべてのケースに十分な効果が期待できるわけではありません。まぶたが下がる原因によっては、手術など別の治療法が適している場合もあります。

重度の眼瞼下垂や皮膚のたるみが強い場合

皮膚そのものが大きくたるんでいる場合や、眼瞼挙筋の機能低下が強い場合は、アップニークでミュラー筋を収縮させても十分な改善が得られないことがあります。

このようなケースでは、眼瞼下垂手術や皮膚切除を伴う治療が適している場合があります。

先天性眼瞼下垂の場合

アップニークの適応は後天性眼瞼下垂です。生まれつきまぶたが下がっている先天性眼瞼下垂の場合は、十分な効果が期待できないため、手術による治療が検討されます。

神経や筋肉の病気が原因の場合

まぶたの下がりは、加齢やコンタクトレンズの長期使用だけでなく、神経や筋肉の病気が原因で起こることもあります。重症筋無力症や神経疾患などが疑われる場合は、原因となる疾患の治療を優先する必要があります。

アップニークか手術か迷ったら|自分に合う治療の選び方

まぶたが下がる原因は人それぞれ

ひとことで「まぶたが下がっている」といっても、その原因は加齢による腱膜のゆるみ・皮膚のたるみ・コンタクトレンズの長期使用・神経や筋肉の問題など、さまざまです。

原因によって適した治療が異なるため、自己判断で治療を選ぶことは難しいのが実情です。

医師による診察で適応を確認することが大切

まぶたの状態を正確に把握するためには、医師による診察が欠かせません。

「アップニークで改善できるか」「手術が必要な状態か」を診察なしで判断することはできないため、まずはカウンセリングで現状を確認することが第一歩です。

NEXUSクリニックは点眼・手術どちらにも対応できる

NEXUSクリニックでは、アップニークによる点眼治療と眼瞼下垂手術の両方に対応しています。

「まずは点眼で試したい」という方から、「根本的に手術で改善したい」という方まで、まぶたの状態やご希望に合わせて治療方法をご提案しています。

大切なのは”自分の状態に合った選択”

「まぶたが重い」「目元の印象が変わってきた」——そんなお悩みに対して、今は点眼と手術という選択肢があります。どちらが優れているということではなく、ご自身のまぶたの状態やライフスタイルによって、適した治療は異なります。

目元は、ほんの少し変わるだけでも印象が大きく変化するパーツです。気になる症状がある方は、ぜひ一度ご相談ください。NEXUSクリニックでは、一人ひとりの状態に合わせた治療をご提案しています。

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この記事の監修者
酒井 知子

院長 酒井 知子

外科領域では特に二重埋没を得意とする。Instagramでお馴染みの“バレづらい魔法の二重術”は、連日全国から患者様が殺到するほどの人気ぶりで、症例数は年間3000件以上にも及ぶ。
その他、糸リフトや注入治療、若返り施術を数多く経験。
またレーザーやドクターズコスメなどの美容皮膚科領域に関しても深い知識を持ち、全国から幅広い層のファンを集めている。プライベートでは1児の母。管理栄養士から医師への転身という異色の経歴を持ち、体の内面と外面の両方から美しさを実現するスペシャリスト。趣味は料理。