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二重埋没で抜糸は必要?抜糸のリスクや必要なタイミングを解説

二重埋没で抜糸は必要?抜糸のリスクや必要なタイミングを解説

理想の目元を手に入れるために選ばれることが多い「二重埋没」ですが、施術後に「抜糸したい」と考える方も一定数いるようです。二重埋没はメスを使わず、まぶたを糸でとめて二重を整形する施術のため、基本的に抜糸することはありません。

とはいえ、中には施術後に違和感が消えなかったり、仕上がりに満足できなかったりすることで、抜糸を検討するケースもあるようです。「抜糸が必要な状態とは?」「抜糸は痛い?」「再施術には影響する?」など、不安や疑問も多いのではないでしょうか。

この記事では、抜糸が必要になるケースと注意点のほか、抜糸後のダウンタイムと再施術への影響などについて解説します。

二重埋没とは?

二重埋没とは、まぶたの皮膚の内側に医療用の細い糸を通し、まぶたを折り込むことで二重のラインを作る美容整形手術です。まぶたを切開せずに施術できるため、ダウンタイムが比較的短く、初めての整形としても人気があります。

施術は15~20分程度で完了し、術後の腫れや内出血も数日から1~2週間程度で落ち着くことが多いです。メスを使用しないため傷跡が残りにくく、万が一仕上がりに満足できない場合は、抜糸によって元に戻すことが可能という特徴もあります。

ただし、すべてのケースで、簡単に抜糸できるわけではありません。時間が経つとまぶたと癒着し、糸の位置が深くなることもあります。そのため、抜糸するかどうかの判断は、施術後の過ごし方や経過観察が重要です。

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極限まで腫れづらくバレづらい二重術

二重埋没で抜糸を検討すべきケース

二重埋没は、基本的には抜糸を前提としない施術です。一度埋め込んだ糸はそのまままぶたの中に残り、時間の経過とともに皮膚や組織となじんでいきます。ケガや手術などで縫合した場合は、治癒後に抜糸が一般的ですが、二重埋没は特に問題がなければ抜糸をしません。
しかしながら、下記のようなケースでは抜糸を検討することがあります。

目に違和感がある

埋没の施術後、ダウンタイム中は目がゴロゴロするような異物感が出る場合がありますが、数日~数週間で落ち着くケースがほとんどです。

異物感が数ヵ月以上続く場合は、糸の位置や締め具合に問題がある可能性があるでしょう。まぶたの内側に糸がすれていたり、神経に近い箇所に通っていたりする場合、違和感や痛みが慢性化することがあります。

このようなときは我慢せず、早めに施術を受けたクリニックや専門医に相談しましょう。適切な診断を受けた上で、必要であれば抜糸が行われます。

糸玉が目立っている、露出している

元々まぶたが薄い方や、埋没の糸が浅い位置にある場合、結び目(糸玉)が皮膚の表面から浮いて見えることがあります。糸玉は時間の経過で目立たなくなる可能性もありますが、いつまでも糸玉が見えるケースもあり、さらに悪化すると皮膚を突き破って糸が露出することもあります。

糸の露出はまれなケースですが、見た目の問題や感染のリスクがあるため、早急な対応が必要です。糸玉が目立つ場合も抜糸によって症状の改善が期待できますが、時間経過で落ち着くケースもあるため、医師に相談しましょう。

腫れが引かない、違和感がある

施術後のダウンタイムに腫れや違和感が出ることはありますが、術後2~3日をピークに徐々に落ち着き、1ヵ月程で自然な仕上がりになります。二重幅を広めに設定した場合は、腫れや違和感が長引く傾向がありますが、3~6ヵ月程度様子をみることで落ち着きます。

しかし、いつまで経っても軽減しない場合は、糸の位置や締め具合に問題があるかもしれません。抜糸によって腫れや違和感が解消できる可能性があるため、医師に相談の上で検討してください。

仕上がりが気に入らない

「左右差がある」「二重の食い込みが強すぎる」「目が小さく見えるようになった」など、二重埋没の仕上がりに不満を感じることも、抜糸を検討する理由のひとつです。

ただし、こうした仕上がりの悩みは、術後の腫れやむくみが原因であることも多いため、時間の経過によって自然と改善される場合があります。施術後すぐに判断するのではなく、まずは数週間~1ヵ月程度様子を見ることがおすすめです。

ダウンタイム中かどうかも抜糸を判断するポイント

施術直後は腫れやむくみによって見た目に左右差が出たり、二重幅が想定より広く見えたりすることがあります。ダウンタイムが終わっていない段階では、焦って抜糸するのは避けるべきです。

仕上がりのイメージと実際が違ったと感じた場合でも、まずは症例写真などを見比べたり、術後の経過を観察したりすることが大切です。
気になる場合は医師に相談した上で、再施術や抜糸などの選択肢を検討しましょう。
シリコンバッグ豊胸術後は、身体を無理なく回復させるための日常生活での注意が重要です。まず、安静期間を守ることが大切です。術後1週間は激しい運動を控え、身体に負担をかけないようにしましょう。また、重い荷物を持たないことも推奨されます。胸部に負担がかかる動作は、術後の回復を遅らせる可能性があるため注意が必要です。
さらに、圧迫下着を着用して胸部を安定させることで、インプラントの位置を保つことができます。この期間中は、指定された下着を正しく着用することが推奨されます。

二重埋没後、抜糸が必要なときに行う埋没糸抜去術

埋没糸抜去術とは、二重埋没で挿入された糸を取り除くための施術です。二重埋没は基本的に糸を体内に残す施術ですが、違和感や腫れ、見た目の問題などが生じた場合には、糸を抜くことで症状の改善が期待できます。

埋没糸抜去術の方法

二重埋没後の抜糸は、まぶたの糸玉を探して糸を引き抜く方法です。場合によってはまぶたの表面にごく小さな穴を開けることもありますが、局所麻酔で行い、10~20分程で完了することが多いでしょう。

埋没糸抜去術は切開や縫合を伴わないため、傷跡も残りにくく、自然治癒が可能なケースが大半です。ただし、糸が深く埋まっている、施術から長期間経過して癒着している、糸の位置が不明瞭といったケースでは、部分的な切開が必要になることもあります。こういったケースでは、完全に糸を取り除けない可能性もあるため、施術前のカウンセリングでしっかり確認しておくことが重要です。

抜糸できる時期

二重埋没後の抜糸は、基本的にいつでも可能です。ただし、施術が表留めだった場合、施術から時間が経っているほど癒着が進み、抜糸が難しくなる傾向があります。また、二重埋没の糸は色のついたものを使用しますが、年数の経過で透明になり、糸を見つけにくくなることも。違和感や不具合を感じた時点で、できるだけ早く医師に相談するのが理想です。

施術から数日~1週間程度の早い段階であれば抜糸しやすいですが、前述のように施術後のダウンタイム中は見極めが難しい場合もあります。

いずれにせよ、抜糸を検討したら医師に相談することをおすすめします。

抜糸のダウンタイム

抜糸にもダウンタイムは存在します。特にまぶたに穴を開けたり切開したりして抜糸する場合は、腫れや内出血が出ることがあり、1週間前後はケアが必要です。痛みや腫れの程度には個人差があるため、事前にクリニックでしっかり説明を受け、ダウンタイムの過ごし方を把握しておきましょう。

二重埋没の施術後と同じく、抜糸後も無理な運動や飲酒を避け、まぶたを刺激しないよう注意が必要です。

二重のダウンタイムはどのくらい?

二重埋没の再施術の場合、抜糸は必要?

二重埋没は、時間の経過や体質、過ごし方によって二重のラインが薄くなることがあります。また、年齢によるまぶたのたるみで二重のラインが変わったなどという人もいるでしょう。そのため、「もう一度二重を作り直したい」「違うデザインにしたい」といった理由で再施術を希望する方もいます。

では、再度二重埋没の施術を受ける場合、抜糸は必要なのでしょうか。

再施術での抜糸はケース・バイ・ケース

前回の施術の糸を体内に残しておいても、特に大きなデメリットはありません。そのため、再施術の際に必ず抜糸するとは限らず、希望するデザインや仕上がり、前回の施術の方法によっては抜糸しない場合もあります。

再施術と同時に抜糸ができるかどうかは、以前行った施術で異なります。表留めの場合は、抜糸の際にごく小さな傷ができることがあり、抜糸してダウンタイム後に再施術となることが多いようです。裏留めの場合は抜糸と同時に再施術が可能ですが、希望するデザインによっては抜糸せずに施術することもあります。

このような処置は医師の判断によるため、再施術を希望する場合は、事前にしっかりカウンセリングを受けることが大切です。

二重埋没後の抜糸は、医師と相談して検討しよう

二重埋没は、メスを使わずに理想の二重を手に入れられる人気の施術ですが、施術後に違和感や見た目の不満がある場合、抜糸も可能です。ただし、基本的には抜糸をする必要はないため、違和感がある場合も自己判断せず、医師に相談することが大切です。

再施術を希望する場合も、抜糸をするかどうかはケース・バイ・ケース。まぶたの状態や前回の施術、希望するデザインによって最適な方法は変わるため、再施術を検討している方は、医師にしっかりと相談することをおすすめします。二重埋没も抜糸も、見た目の美しさだけでなく、安全性や将来的なリスクも考慮して、納得のいく選択をしてください。

ネクサスクリニックでは、他のクリニックで施術した二重埋没についてのご相談も受け付けています。仕上がりや違和感で抜糸を検討している方も、まずはご相談いただくことで最適な方法が見つかりやすくなるでしょう。

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この記事の監修者
酒井 知子

院長 酒井 知子

聖マリアンナ医科大学医学部卒業
町田市民病院にて形成外科、皮膚科に携わる。その後、美容医療の分野へ。
南美容クリニック入職
Xクリニック入職 副院長就任
NEXUS CLINIC 設立