二重埋没の施術後、まぶたにぽっこり浮き出た「糸玉」が気になるという声を聞くことがあります。せっかく理想の二重を手に入れたのに、糸玉が目立つようでは残念ですし、糸玉によって「二重埋没がバレるのでは?」と心配になる方もいるでしょう。二重埋没を検討していて、「目立ったらどうしよう」と不安に感じる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、二重埋没で糸玉が目立つ原因や、糸玉が目立つときの対処法、目立ちにくい施術法について解説します。
二重埋没で糸玉ができる原因
二重埋没は、メスを使わずに医療用の糸でまぶたを留めて、二重を作る施術です。しかし、まれにその糸を留めた結び目が、「糸玉」としてまぶたの表面に浮き出て見えることがあります。徐々に目立たなくなるケースもありますが、二重が完成してからも目立つこともあり、不安に感じる方もいるでしょう。
糸玉は、個人の体質によって目立つのではなく、多くは医師の技量に関係するものです。糸が皮膚の浅い部分に埋め込まれていたり、まぶたの内部に適切に糸を固定できていなかったりすると、糸玉が目立つリスクが高まります。
糸玉が目立つリスクを抑えるためには、信頼できるクリニックと医師を見つけることが何より重要です。症例数が多ければ良いとは限りませんが、一定の判断材料にはなるでしょう。また、カウンセリングの際に、二重埋没のリスクとして糸玉が目立つことを挙げるようでは要注意です。しっかり施術すれば糸玉が目立つことはありません。
埋没後に糸玉が目立つときの対処法
二重埋没の施術後に糸玉が目立つ場合、見た目の違和感や人の目が気になることがあります。時間の経過とともに目立たなくなるケースもありますが、早めに処置したほうが良いケースもあるでしょう。ここでは、糸玉が気になるときの具体的な対処法を紹介します。
クリニックに相談する
糸玉が目立って気になる場合、まず行うべきは施術を受けたクリニックへの相談です。医師による診察を受けることで、再施術を受けるべきか、様子を見るべきか判断がしやすくなります。不安を抱えたまま放置するより、プロの意見を聞くことで安心できるでしょう。施術後の診察はアフターケアとして無料で受けられることもあるため、遠慮せずに問い合わせてみてください。
メイクで一時的にカバーする
糸玉の程度によっては、メイクで一時的にカバーすることも可能です。アイカラーやアイラインで気になる部分をぼかしたり、まぶたに立体感を出したりすることで目立ちにくくすることもできます。
ただし、メイクを無理に厚塗りすることは肌への負担となるため注意が必要です。あくまで一時的な対処法であり、根本的な解決にはクリニックでの相談が欠かせません。
再手術で改善する
糸玉が目立つ場合、確実に解消するなら、再施術を選択することになるでしょう。再施術では、目立っている糸を抜糸し、その後あらためて適切な深さに糸を埋め直すことによって、糸玉が目立たない自然な仕上がりにできます。
ただし、再施術すればあらためてダウンタイムや費用が発生するため、医師としっかり相談した上で判断してください。
糸玉が目立ちにくい二重埋没の施術は?
糸玉が気になる方にとっては、できるだけ目立ちにくい方法で施術を受けたいと考えるのが当然でしょう。糸玉のリスクを最小限に抑えるためには、施術方法やクリニック選びが重要なポイントです。
二重埋没には大きく「表留め」と「裏留め」という糸の固定方法があり、表留めは皮膚の表面側に糸の結び目がくるため、比較的糸玉が目立ちやすい傾向があります。一方、裏留めは結び目がまぶたの裏側に隠れるため、外から見えることがほとんどなく、糸玉のリスクが軽減できます。特に糸玉が気になる方は裏留めがおすすめです。
ただし、裏留めは糸玉が目立ちにくくなりますが、糸をかける位置が浅ければ、糸が透けて見えることはあります。いずれにせよ、高い技術力を有し、信頼できるクリニックで施術を受けることが重要です。
糸玉の防止は信頼できるクリニック選びが重要
二重埋没による二重整形は手軽に受けられる反面、「糸玉」が目立つのではないかと不安になる方もいます。糸玉ができる原因は、医師の技術力が大きく関わり、特に表留めではリスクが高まります。
もし施術後に糸玉が気になる場合は、まずクリニックで相談し、必要に応じて再施術や抜糸を検討しましょう。また、裏留めを選ぶことで糸玉のリスクを軽減できるため、施術法の選択も重要です。
大切なのは、信頼できるクリニックと医師を選ぶこと。不安なことは遠慮せずにカウンセリングで相談し、納得した上で施術を受けましょう。
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院長 酒井 知子
外科領域では特に二重埋没を得意とする。Instagramでお馴染みの“バレづらい魔法の二重術”は、連日全国から患者様が殺到するほどの人気ぶりで、症例数は年間3000件以上にも及ぶ。
その他、糸リフトや注入治療、若返り施術を数多く経験。
またレーザーやドクターズコスメなどの美容皮膚科領域に関しても深い知識を持ち、全国から幅広い層のファンを集めている。プライベートでは1児の母。管理栄養士から医師への転身という異色の経歴を持ち、体の内面と外面の両方から美しさを実現するスペシャリスト。趣味は料理。