
肌質改善、毛穴・クレーター最新治療のブレッシングとは?
ブレッシングは、ニードルとRF(高周波)エネルギーを組み合わせた美肌治療です。中でも『DRSモード』は、傾斜ニードルによるサブシジョン効果を得ながら、真皮深層に広い範囲で高周波エネルギーを届け、皮膚内に薬剤注入も可能となった特許技術。毛穴の開き、ニキビ跡、たるみ、小ジワ、肌質の乱れに高い効果が期待できます。
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ネクサスの『攻めのブレッシング』とは?それに伴うダウンタイムの経過紹介。
ネクサスクリニックでは、メーカー推奨のマニュアル設定よりもアクティブな設定を導入しています。肌トラブルへのリスクを考慮した上で、高い効果が得られるよう検証を何度も繰り返し行いメニュー化を実現しました。これにより、ダウンタイムや痛みが一時的にやや強く出やすいという特徴もあります。
今回、ブレッシングDRSモードを体験したスタッフの経過をご紹介します。
施術直後〜24時間
- 赤み・腫れ・ほてり感:施術直後から現れ、顔全体が火照ったような感覚。個人差あるが浮腫む方も。
- 点状出血:目立ちやすい。
ダウンタイムを長引かせたくない方は、施術直後に『CICAパック』やシェノン『ジュエルマスク』を使用し、鎮静の強化をしていただくことをオススメします。
翌日〜3日目
- 赤みの軽減:全体の赤みは少しずつ引く。
- ざらつき・乾燥:肌がごわついたような触感に。しっかりと保湿を心がける必要あり。
- 点状出血:まだしっかり残る。2〜3日目ではあまり変化なし。
4日目〜1週間
- 点状出血:色味が薄くなり、化粧で隠れる程度。完全に消失するのは2週間程度。
- 肌質の変化:この頃から、肌のなめらかさや毛穴の引き締まりを実感する方も増えてくる。
施術後の注意事項
効果を最大限に引き出すためには、アフターケアが非常に重要です。以下の点にご注意ください。
- 洗顔:6時間後から水洗い、刺激のないスキンケアが可能。洗顔料の使用は24時間後から可能。
- メイク:24時間後から可能。赤みが気になる場合はカバー力のあるファンデーションを。
- 入浴・運動・飲酒:施術から24時間は控えてください。サウナや汗をかく行為もNG。
- スキンケア制限:ハイドロキノン・レチノイン酸・ビタミンA製品は1週間お休み。
- 紫外線対策:日焼け止めクリームは24時間後より使用可能なため、施術直後から日焼け対策が必要。マスクや帽子の持参を推奨します。※レカルカのピュアモイストUVミネラルは直後より使用が可能。
- 摩擦・刺激禁止:2週間はフェイシャルマッサージやスクラブなどは避けましょう。
- 炎症による一時的なニキビの悪化:数日後にできる小さな発疹やニキビは、多くの場合一過性です。
よくある質問(Q&A)
Q1. ダウンタイム中に外出しても大丈夫ですか?
可能ですが、赤みや腫れが気になる方はマスクやサングラスの着用をおすすめします。また、肌ダメージ中の日焼けは色素沈着が起きる可能性があるため、紫外線対策をすることを推奨します。強い紫外線はNG。
Q2. 仕事はいつから復帰できますか?
出勤が必要な場合、日焼け止めやメイクができる24時間以降であればほとんどの方が復帰されています。
Q3. どのくらいの間隔で受けると良いですか?
1ヶ月間隔を空けて、3〜5回繰り返し受けていただくと効果的です。
毛穴治療4種(ポテンツァ・ダーマペン・ハイコックス・ブレッシング)のダウンタイムの体感比較!
今回ブレッシングを検証したスタッフ複数名で、他の施術とダウンタイムを比較しました。
項目 | 比較 |
赤み | ダーマペン < ブレッシングDRS < ポテンツァDD < ハイコックス |
点状出血 | ハイコックス ≒ ブレッシングDRS < ダーマペン < ポテンツァDD |
ダウンタイムの期間 | ダーマペン ≒ ブレッシングDRS < ハイコックス < ポテンツァDD |
上記の通り、ブレッシングは赤み・点状出血ともに比較的目立ちやすく、特に施術直後はむくみや熱感を強く感じる傾向があります。ただし、個人差が大きく、4〜5日程度で点状出血が目立たなくなるスタッフもいました。
高い効果には準備とケアが不可欠
ブレッシングは、従来の毛穴治療に比べて、広範囲かつ深部に強くアプローチできる施術です。 その反面、赤みや腫れ、痛み、点状出血などのダウンタイムがやや強めに出る傾向があります。ただし、これらは一時的な反応であり、適切なアフターケアを行えばしっかり回復します。その先には、毛穴の引き締まりや肌質改善といった効果が期待できます。
痛みやダウンタイムに不安がある方には、笑気麻酔や鎮静パックの併用がおすすめです。できるだけ快適に受けていただけるようサポートします。また、施術後は赤み・腫れ・点状出血が残る場合があるため、大事な予定の前後には余裕を持ってスケジュールを組むのが理想です。
無理のないペースで続けることで、肌は確実に応えてくれます。ぜひ、ブレッシングで肌の変化を実感してみてください。
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医師 冨岡 紗友里
東邦大学大橋病院麻酔科を経て大手美容皮膚科で経験を積み、都内院長に就任。
自分自身がとても肌に悩んできた経験から「遠回りしない、適切な美容医療」で患者様を幸せにしたいと切に思って誠実な診療を心がけている。
治療機器や注入施術の豊富な経験はもちろんのこと、個々に合ったスキンケアや根拠に基づいた栄養医学で体内外から"歳を重ねても美しい肌"を患者様と共に作ることに励む。
注入やスレッドで似合わせアンチエイジングも得意とし、プライベートでは一児の母である。