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ハイフ最新機種『ウルトラフォーマーMPT』は何が違う?

旧機種「ウルトラフォーマーIII」からの進化と、その実力とは

たるみ治療の進化が進む美容医療の中で、HIFU(高密度焦点式超音波)は切らずにリフトアップや小顔効果を得られる施術として、高い人気を誇っています。その中でも定番とされてきたのが「ウルトラフォーマーIII」。そして今、さらなる進化を遂げた最新機種「ウルトラフォーマーMPT」が登場しました。

本記事では、IIIとの違いや、MPTならではの魅力をわかりやすくご紹介します。


ウルトラフォーマーIIIとは?

ウルトラフォーマーIIIは、韓国のCLASSYS社が開発した医療用HIFU機器で、「非侵襲的(切らない)」かつ「短時間でリフトアップ効果が得られる」として、多くの美容クリニックで採用されてきました。

主な特徴

  • 照射深度:1.5mm/3.0mm/4.5mmのカートリッジで、表皮〜SMAS層まで対応可能
  • 加熱温度:最大約75℃と高めで、強力な熱エネルギーを供給
  • 痛み:従来型HIFUよりも軽減されている設計

高い引き上げ効果と安全性から、HIFUのスタンダードとも言える存在ですが、一方で照射時の痛みや、照射ムラによる仕上がりの個人差などが課題とされていました。


新機種MPT(Multi Pulse Technology)とは?

ウルトラフォーマーMPTでは、Multi Pulse Technology(MPT)と呼ばれる新技術が搭載されています。これは、1ショット内で複数の小さなパルス(熱エネルギー)を異なる深さ・範囲に分散して照射するという革新的な技術です。

MPTによって可能になったこと

  • 1回の照射で複数層へ同時にアプローチ(例:真皮層+SMAS層)
  • 熱が広く均一に広がるため、仕上がりがなめらか
  • ホットスポット(熱の集中)を抑制し、安全性が向上
  • 痛みが大幅に軽減され、快適性アップ

さらに、MPTには線状照射(リニアモード)が新たに追加され、引き締めメインで照射することも可能となりました。また、照射スピードも大きく向上し、施術時間の短縮にも貢献しています。

ウルトラフォーマーIIIとMPTの違い【比較表】

ウルトラフォーマーⅢウルトラフォーマーMPT
発売年2017年頃2022年以降
照射方法点状照射(単発)点状照射(多点・多層照射)線上照射(リニアモード追加)
熱伝導局所的拡散的・均一
カートリッジ1.5mm/3.0mm/4.5mm最大で9種類(1.5mm〜13mm)
照射スピード標準高速照射が可能
痛み中程度従来よりかなり軽減(小程度)

つまり、「短時間・低ストレス・高効果」という理想的な施術が実現可能となりました。


HIFU初心者も、経験者も。MPTが理想の答えに。

「より自然に見せたい」「ダウンタイムは少なく済ませたい」「それでもしっかり効果を感じたい」——
美容施術に求める理想は、時代とともにどんどん高まっています。そんな今のニーズにしっかり応えるのが、ウルトラフォーマーMPT。従来のHIFUでは難しかった“痛みの軽減”や“照射ムラの解消”をクリアし、短時間・低ストレス・高効果という理想的な施術が叶うのが、MPT最大の魅力です

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この記事の監修者
渡辺 佳奈

医師 渡辺 佳奈

東京慈恵会医科大学救急科を経て、都内美容皮膚科で経験を積む。
患者様が自分の素顔を好きになるお手伝いをライフワークとし、丁寧な診療を心がけている。レーザー、ドクターズコスメの知識を豊富に持ち、注入治療、外科手術も得意とする。
ポジティブエイジングとナチュラルな健康美をテーマに抗加齢学、美容皮膚科学の研鑽に励む。