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【完全ガイド】ジュベルック(Juvelook)の効果は?PDLLA×ヒアルロン酸で肌を“育てる”次世代注入治療

~肌の再構築をかなえる、新時代の美肌治療~

美容医療の現場では、単なる“シワを埋める”だけではなく、「肌質そのものを改善したい」「時間をかけて本来のハリやなめらかさを取り戻したい」といった声が増えてきています。そんな中、次世代の注入剤として注目を集めているのがジュベルック(Juvelook)です。従来のヒアルロン酸注射とはひと味違う、肌の内側からの“再構築”を目指すジュベルック。その秘密は、「PDLLA」と「非架橋ヒアルロン酸」という2つの成分にあります。

ジュベルックの成分を深掘り

ポリ乳酸(PDLLA)とは?

ジュベルックの主成分であるPDLLA(ポリ乳酸)は、トウモロコシやジャガイモ、サトウキビといった天然由来のデンプンから作られる、生体適合性の高い医療素材です。手術用の縫合糸や骨修復素材にも使われるほど、安全性が高く、FDA(米国食品医薬品局)などでも人体使用が認可されています。

このPDLLAが体内に注入されると、異物反応によってコラーゲンやエラスチンの生成が促され、時間をかけて肌のハリ・弾力が内側から生まれてくるのです。注入直後に「ふっくら」感が出るというよりも、2週間〜数か月をかけて、肌の質感そのものが変わっていくのが特徴です。

PLLAとは何が違うの?

同じポリ乳酸の仲間には、PLLAという成分があります。これは「MaCOOM(マックーム)」に使れている素材で、効果の持続力は高いものの、副作用として凹つきやシコリが出ることが懸念されてきました。

一方、ジュベルックに使用されているPDLLAは、粒子が丸く、内部が網目状の構造をしているのが特長です。そのため、周囲の組織への刺激が非常に穏やかで、しこりや凹つきといった副作用が起こりにくいという大きなメリットがあります。さらに、マックームが「注入した部分にコラーゲンが置き換わる」ことで肌を改善するのに対し、ジュベルックはその作用に加え、線維芽細胞そのものの増殖を促進する力を持っています。これにより、より深いレベルから肌の再生をサポートし、若々しい肌へと導きます。

つまり、「しっかりとコラーゲンを増やしながら、副作用のリスクを最小限に抑える」という点で、ジュベルックはマックームの進化版ともいえる注入剤なのです。

非架橋ヒアルロン酸の役割

ジュベルックには、非架橋(ひかきょう)ヒアルロン酸も一緒に配合されています。これは体内で自然に吸収されるヒアルロン酸で、水分保持力に優れ、注入後すぐに肌のうるおい感や柔らかさをサポートしてくれます。

架橋ヒアルロン酸と違い、ふくらみすぎることがないため、自然な仕上がりに。PDLLAがゆっくり働く間、このヒアルロン酸が肌に「一時的なうるおい」と「なめらかさ」を提供してくれる、絶妙なバランスの配合です。


ジュベルックで得られる5つの美肌効果

ジュベルックの魅力は、注入後も時間をかけて肌が変化し続けること。単なるボリュームアップではなく、根本から肌の質を立て直してくれる感覚です。以下のようなお悩みに効果が期待できます。

肌質改善・ハリや弾力のアップ
線維芽細胞が活性化されることで、内側から肌をふっくら持ち上げます。毛穴のたるみや全体の“ゆるみ感”にも効果的。

毛穴の引き締め
肌密度が高まることで、目立ちやすかった毛穴がキュッと小さく目立たなくなります。

赤みの改善
肌の炎症を抑える働きがあり、赤ら顔などの色ムラにもアプローチしてくれます。

小ジワや首のシワの改善
肌の浅い層にもじっくりと作用するため、目元や口元の細かな表情ジワ、首に刻まれた年齢サインにも自然なかたちでアプローチできます。

ニキビ跡や傷跡の再構築
注入によって皮膚の再生機能が活性化され、時間をかけて徐々に凹凸が目立ちにくくなっていきます。
特にクレーター状のニキビ跡に対しては、顔全体に均一に注入する機械による施術よりも、凹んだ部分にピンポイントでアプローチできる医師による手打ち注入がおすすめです。

さらに、ジュベルック単体での注入に加えて、癒着した皮膚内部を剥がす「サブシジョン」「トライフィルプロ」などを組み合わせることで、より高い効果が期待できます。


迷ってるあなたに。ジュベルックが向いているのはこんな人

  • 加齢によるハリ・弾力の低下が気になる方
  • 毛穴や肌のざらつきが気になる方
  • ニキビ跡・赤み・傷跡などの色ムラが気になる方
  • 小ジワやたるみを自然に改善したい方
  • 肌全体を底上げしたい方

肌全体に作用するため、幅広いお悩みにオススメができます。また、20代後半から60代まで、年齢に関係なく幅広い方に適応できるのも特徴です。

注入方法とこだわりの施術スタイル

ジュベルックは目的や肌質に応じて、いくつかの方法で注入されます。

Dr施術(手打ち注射)

医師が、1か所ずつ細かく注入する方法です。ニキビ跡や小ジワ、傷跡などの“ピンポイント”な悩みに対応しやすく、届けたい部位に正確に薬剤を注入することができます。

看護師施術(ハイコックス/トライフィルプロ/ブレッシングDRSモード)

全顔の肌質改善には、ハイコックス(水光注射)による均一な注入が効果的。顔全体にまんべんなく薬剤を届けられます。毛穴ケアやトーンアップにもおすすめです。また、クレーターやニキビ跡で注入+αの効果が必要な場合はトライフィルプロやブレッシングでジュベルックを選択するのがオススメです。

治療の流れとアフターケア

以下のような流れでジュベルックの注入(施術)が行われます。

  1. カウンセリング・診察
  2. 洗顔 ➡︎ 麻酔クリーム塗布(20分〜30分)
  3. 注入施術(20分〜90分)※注入方法により異なります
  4. アフターケアの説明・帰宅

直後は軽い赤みや膨らみが出ますが、1〜3日程度で落ち着きます。内出血が出現した場合は、1〜2週間で消失することがほとんどです。※当院では、メイクや日焼け止めは24時間後からを推奨しています。

推奨の施術間隔

1回でももちろん効果はありますが、しっかり効果を実感したい場合は1ヶ月おきに3回の施術を推奨します。その後は半年〜1年に1回でメンテナンスを行うことで効果を維持しやすくなります。

ジュベルックを受けてみての感想

30代女性・会社員/お悩み:毛穴と肌のざらつき

日本だけでなく韓国でも流行っていてSNSでよく見かけて気になっていました。30代になって毛穴の開きに悩むようになり、今回施術を受けることを決意しました。正直、1回目はそこまで大きな変化はなかったけど、2回目から肌がなめらかになった感じに。3回目を終えた2週間後くらいから、明らかにファンデのノリが良くなって毛穴が引き締まったように感じました。化粧ヨレしていたのも無くなりました。周りに“肌きれいになった?”って聞かれるようになって、かなり満足しています。定期的に続けてたいなと思いました。


ジュベルックで“育てる美肌”を

ジュベルックは、注入して終わりではなく、自分の体がコラーゲンを生み出す力を引き出すことで、持続性のある若々しい肌を育てていきます。今の肌に違和感を感じている方、「もっと根本的に変わりたい」と思っている方にこそ、選んでいただきたい施術です。

肌がゆっくりと再構築されていくその変化を、ぜひ一度体験してみてください。

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この記事の監修者
渡辺 佳奈

医師 渡辺 佳奈

東京慈恵会医科大学救急科を経て、都内美容皮膚科で経験を積む。
患者様が自分の素顔を好きになるお手伝いをライフワークとし、丁寧な診療を心がけている。レーザー、ドクターズコスメの知識を豊富に持ち、注入治療、外科手術も得意とする。
ポジティブエイジングとナチュラルな健康美をテーマに抗加齢学、美容皮膚科学の研鑽に励む。