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二重埋没後のメイクはいつからできる?ダウンタイムの隠し方や注意点

二重埋没は、切らずに自然な二重を作れると人気の美容施術です。ただし、まぶたに糸を通す施術のため、施術後に多少の腫れや内出血はあります。そのため、施術後にメイクがいつから再開できるのか、疑問を感じる方も少なくないでしょう。目元の施術だけに、メイクのタイミングや方法には注意が必要です。

本記事では、二重埋没後にメイクができる時期や、ダウンタイム中をカバーするメイク、さらにはメイク時・クレンジング時に気を付けるべきポイントまで、施術後の不安を解消する情報をご紹介します。

二重埋没後、メイクはいつから?

二重埋没の施術後、いつからメイクができるのかは多くの方が気になるポイントです。特に目元の皮膚は繊細なため、慎重になる方も多いでしょう。

ここでは、ダウンタイムの基本とメイク再開の目安、注意点について詳しく解説します。

二重埋没のダウンタイムとは

二重埋没の施術後は、ダウンタイムがあります。ダウンタイムとは、施術後に腫れや内出血などが落ち着くまでの回復期間を指し、期間に差はありますが、どのような施術方法でもあるものです。

一般的に、二重埋没の施術後のダウンタイムは、数日〜1週間程度で腫れが引いていきますが、内出血が出た場合は完全に消えるまでにもう少し時間がかかることもあります。個人差が大きく、体質や生活習慣、アフターケアの有無によっても異なります。

ダウンタイムについては下記の記事をご覧ください。
二重埋没のダウンタイムはどのくらい?過ごし方と対策を解説

メイクができるのはいつから?

二重埋没後のメイクは一般的に、ファンデーションやコンシーラーなどのベースメイクは施術翌日から再開OK、アイカラーやアイライナー、マスカラといったアイメイクは術後2日目からが目安とされています。

ただし、腫れや傷がまだ残っている場合、無理にメイクをすると炎症や感染症のリスクがあるため、注意してください。また、傷口に刺激を与えることで色素沈着が起きる可能性もあるため、できるだけ状態が落ち着くまで待つのが理想的です。

心配な場合は、術後1週間程度はメイクを控えると良いでしょう。施術前のカウンセリング時に、医師からメイク再開の具体的なタイミングについて確認しておくとさらに安心です。

なお、二重埋没でも、まぶたの裏側で糸を留める「裏留め」の術式では、まぶたの表面に傷ができないため、施術直後からメイクが可能なケースもあります。「施術後すぐにメイクがしたい」という方は検討してみてください。

【二重埋没法】色々あるけど何が違うの?おすすめ施術とドクターの選び方を教えます!

二重埋没後のメイクのポイント

二重埋没の施術直後やダウンタイム中は、目元のメイクを控えることが推奨されています。自然に治癒するのを待つのが一番ですが、出かけたり人に会ったりする用事がある人もいるでしょう。ダウンタイム中でもポイントを押さえれば、負担をかけずにメイクが可能です。ここでは、腫れや内出血を目立たせないためのメイクのポイントをご紹介します。

腫れをカバーするメイク

腫れが残っていると、二重幅が通常よりも広く見えたり、目元全体が腫れぼったくなったりすることがあります。ここでは腫れをカバーするメイクやポイントをご紹介します。

・ボリュームマスカラで二重幅をごまかす

腫れて広がった二重ラインを自然に見せるためには、上まつげにボリュームを出すのが効果的。特に黒のマスカラでしっかりと根元から立ち上げることで、まぶたの厚みを軽減して見せることができます。

・目尻を長めに仕上げて、腫れを目立たなくする

アイラインやマスカラを目尻側に重点的に入れることで、視線を横に流し、腫れた目元の印象を和らげる効果があります。いつもより長めを意識してアイラインを引いてみましょう。

・アイカラーはナチュラル系のブラウンがおすすめ

赤みや腫れを強調しないよう、アイカラーはオレンジ系やピンク系は避けましょう。肌なじみの良いブラウン系のアイシャドウを選ぶと、自然に仕上がります。

・まつげパーマ・まつエクは1ヵ月程度控える

ボリュームのあるまつ毛は腫れをごまかすのに役立ちます。しかし、まつエク(まつ毛エクステ)やまつげパーマは目元に負担がかかるため、施術後1ヵ月ほどは避けるのが無難です。ビューラーの使用はOKですが、強く引っ張らずにやさしく挟むことを心がけましょう。

内出血をカバーするメイク

内出血は時間とともに薄くなりますが、施術から数日間は目元の色が変わってしまうことも。外出時に気になる場合は、メイクでカバーできます。

・カバー力のあるリキッドファンデーションを使う

ファンデーションは、パウダータイプよりも密着度の高いリキッドタイプがおすすめです。赤みや青みをしっかりとカバーしながら、肌全体のトーンも整えてくれます。

・ベージュ系のコンシーラーで自然に隠す

内出血部分は、イエローベージュ系やオレンジベージュ系のコンシーラーが効果的です。肌色よりも少し濃い目の色を選ぶことで、色ムラをしっかりとカバーできます。

・ラメやパール入りのアイカラーも有効

光を反射するアイカラーをうまく使えば、くすみや内出血が目立ちにくくなります。ただし、刺激の少ないパウダータイプを選び、やさしく塗ることが重要です。

・「アイメイクが怖い」と感じる場合は無理しない

アイメイクは施術2日後程度から可能ですが、「メイクするのが怖い」と感じる方もいます。そういった場合は無理せず、ダウンタイムの終了を待つ方法もありますし、ベースメイクとコンシーラーだけでも十分自然に見せることが可能です。

施術後の内出血については下記の記事をご覧ください。
二重埋没の内出血はどのくらい?経過や対処法も解説

二重埋没後のメイクの注意点

二重埋没の施術後は、目元がデリケートな状態です。見た目をカバーするためにメイクしたくなりますが、誤った方法では糸の緩みや感染症を引き起こすリスクがあります。ここでは、二重埋没の施術後に注意すべきメイク方法やクレンジングのポイントを解説します。

こすらないことが最も重要

施術後のまぶたはとても繊細で、少しの摩擦でも刺激になりがちです。特に注意すべきは、メイク時・クレンジング時の「こする動作」。強い摩擦は二重埋没の糸に負担をかけ、二重ラインが崩れたり、糸が取れたりする原因になりかねません。また、内出血や腫れが長引く原因にも。メイクやクレンジングの際は、こすらないように気をつけてください。

メイクを乗せる際は「ポンポン置く」イメージで、塗り広げるのではなくスタンプを押すように乗せるのがポイントです。また、シートタイプ・ふき取りタイプのメイク落としは擦って落としてしまいがちで、デリケートな目元には不向きなため、施術後しばらくは避けましょう。

落としにくいメイクを避ける

クレンジングが難しいメイクは、刺激のもとになりかねません。ウォータープルーフ系のコスメは汗や皮脂に強い一方、落とすのに時間がかかり、摩擦が増えてしまいます。また、メイクそのものが刺激になる可能性もあるでしょう。

肌やまぶたへの負担を減らすため、ダウンタイム中は控えめな色味・テクスチャーのメイクにとどめておくことをおすすめします。

刺激の少ないメイク落としを選ぶ

刺激の少ないクレンジング選びも、施術後の回復を左右する大事なポイント。ダウンタイム中は、油分と水分のバランスが良く、摩擦を減らせるジェルタイプやバームタイプのクレンジングがおすすめです。こすらずに、メイクを浮かせて落とせるタイプを選びましょう。マスカラを使った場合は目元専用のアイメイクリムーバーなどを使うことで、皮膚へのダメージを抑えられます。

メイクができない期間の過ごし方

二重埋没の施術直後は、どのような施術方法でもダウンタイムがあり、多少の腫れや内出血があります。そのため、メイクをせずに、治癒するのを待つという人もいるでしょう。ここでは、メイクをしないダウンタイムの上手な過ごし方をご紹介します。

肌を休める期間としてスキンケアを徹底

メイクをしない場合は、その分、スキンケアに力を入れて肌コンディションを整えましょう。施術後に腫れが気になる場合は、目元専用の冷却パックや冷たいタオルを活用して、優しく冷やすと効果的です。

ダウンタイム中はアルコールフリーや無香料など、できるだけ低刺激・保湿重視のスキンケア用品を選んでください。ヒアルロン酸やセラミド配合のアイテムで保湿を徹底すると、肌のバリア機能が高まり回復を助けるとされています。

紫外線対策は忘れずに

施術後の肌は、特に紫外線に敏感になっています。日焼けによる色素沈着を防ぐためにも、UV対策は必須です。

「家にいるから大丈夫」と思いがちですが、窓からの紫外線や外出時のちょっとした露出でも肌はダメージを受けるもの。ノーメイクでも日焼け止めは毎日使いましょう。SPF値が高すぎず、クレンジングが要らない日焼け止めを選んでください。

外出時は日傘や帽子など、物理的に紫外線を防げるアイテムも取り入れることで、さらに安心です。

目元を隠す工夫で外出も安心

メイクをしない状態でも、ちょっとした工夫で違和感なく外出が可能です。フレームが太めのメガネや、UVカット機能のあるサングラスをかければ、ダウンタイム中の目元も自然に隠せるでしょう。おしゃれアイテムとして活用できるのも嬉しいポイントです。

メイクをしたくない時期に人に会う用事がある場合は、「ものもらいができた」「寝不足で目が腫れた」など、ちょっとした説明ができるよう準備しておくと、周囲にも不自然に思われずに済みます。

二重埋没後のメイクは注意して楽しもう

二重埋没の施術後は、目元が敏感な状態になっているため、メイクの再開タイミングや方法に注意が必要です。無理をするとダウンタイムが長引いたり、せっかくの二重ラインが崩れたりする可能性もあります。

ダウンタイム中は刺激の強いメイクやクレンジングは控え、負担をかけずに腫れや内出血をカバーしましょう。

ダウンタイムが終了したら、理想の二重ラインでアイメイクを楽しんでくださいね。

二重埋没の施術方法によっては、直後からメイクが可能なケースもあります。ネクサスクリニックの二重埋没「ネクサスアイズ」は、まぶたの裏側に糸を留める裏留めで、糸玉が見えず自然な仕上がりです。当日からメイクも洗顔も可能で、「すぐにメイクをしたい」「できるだけ腫れたくない」という方にも好評をいただいています。

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この記事の監修者
酒井 知子

院長 酒井 知子

外科領域では特に二重埋没を得意とする。Instagramでお馴染みの“バレづらい魔法の二重術”は、連日全国から患者様が殺到するほどの人気ぶりで、症例数は年間3000件以上にも及ぶ。
その他、糸リフトや注入治療、若返り施術を数多く経験。
またレーザーやドクターズコスメなどの美容皮膚科領域に関しても深い知識を持ち、全国から幅広い層のファンを集めている。プライベートでは1児の母。管理栄養士から医師への転身という異色の経歴を持ち、体の内面と外面の両方から美しさを実現するスペシャリスト。趣味は料理。