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眉下切開で一重は二重になる?よくある誤解と本当の効果を解説

眉下切開について調べていると、「二重幅が広がる」といった情報を目にすることがあります。そのため、「一重でも受けられるのか」「施術をすれば二重になるのか」と疑問に感じる方もいるかもしれません。

眉下切開は、まぶたのたるみを取り除く手術であり、二重をつくるための施術ではありません。ただし、一重の方にとっても得られる変化やメリットはあります。本コラムでは、一重と眉下切開の関係、期待できる効果、そして二重を希望する場合の選択肢について整理していきます。

眉下切開で一重は二重になるのか?よくある誤解を整理

二重を作る施術ではない

二重は、まぶたの中にある「挙筋腱膜(きょきんけんまく)」という組織が皮膚とつながることで形成されます。目を開けるときにこの挙筋腱膜が皮膚を引き込むことで、折り込みができ、二重のラインが生まれます。

一方、一重まぶたの場合は、この挙筋腱膜と皮膚との癒着が弱い、あるいはほとんどない状態です。そのため、目を開けても皮膚が折り込まれず、二重ラインは形成されません。

眉下切開は、眉毛の下の余分な皮膚を取り除く手術であり、この挙筋腱膜と皮膚のつながりを新たにつくる施術ではありません。したがって、もともと癒着がない一重の方が受けても、構造そのものが変わるわけではないのです。

埋もれていた二重が見えることもある

加齢によってまぶたがたるみ、もともとあった二重のラインが隠れてしまうことがあります。その場合、眉下切開で余分な皮膚を取り除くことで、埋もれていたラインが再び見えるようになることがあります。

若い頃は二重だったのに、年齢とともにまぶたが重くなり、一重のように見えていたケースです。たるみが改善されることで、本来の構造が表に出てくるイメージです。

ただし、これはあくまで結果として生じる可能性がある変化であり、二重をつくる施術ではありません。「二重になること」を目的にするのではなく、たるみの改善を主な目的として考えることが大切です。

一重でも眉下切開を受けるメリットとは

「一重だから眉下切開をしても意味がないのでは」と考える方もいます。しかし、一重であっても眉下切開によって得られる変化はあります。

まぶたの重みが軽減される

まぶたに重みがあると、目を開けるたびに力が入り、無意識に眉を持ち上げていることがあります。

眉下切開で余分な皮膚を取り除くと、まぶたの重さが軽減され、自然に目が開けるようになります。その結果、額のしわや表情の力みが和らぐこともあります。「一重だから関係ない」と感じていた方でも、まぶたの負担が減ることで日常の快適さが変わる場合があります。

視界が広がる

まぶたのたるみによって視界が遮られている場合、眉下切開で改善が期待できます。一重でまぶたに厚みがある方は、上まぶたがかぶさりやすく、視野が狭く感じられることがあります。

余分な皮膚を取り除くことで視界がすっきりするケースもあり、見た目の変化だけでなく、日常生活の快適さにつながる施術といえます。

すっきりした印象になる

まぶたの余分な重みが取れることで、目元の印象はすっきりします。疲れたように見えていた目元や重たい印象が和らぎ、表情が軽やかになることがあります。

二重になるわけではありませんが、目の開きが改善されることで黒目がはっきり見え、目元が明るく感じられる場合もあります。一重であることに変わりはなくても、印象が整うことで魅力が引き立つことは少なくありません。

 一重の人が眉下切開に向いているケース

では、実際にどのような一重の方が、眉下切開に向いているのでしょうか。症例写真とともに確認していきましょう。

① 加齢によって一重に見えている方

若い頃はぱっちり二重だったものの、年齢とともにまぶたがたるみ、ラインが隠れて一重のように見えているケースがあります。この場合、眉下切開で余分な皮膚を整えることで、埋もれていたラインが再び見えることがあります。

目的は二重を作ることではなく、たるみによって覆われている状態を改善することです。

② 目つきがきつく見られやすい方

一重でまぶたに重みがあると、目元がかぶさるような印象になり、実際よりもきつく見られてしまうことがあります。怒っていないのに強く見られる、疲れている印象を持たれるといった悩みを抱える方も少なくありません。

眉下切開で余分な皮膚を整えることで、目の開きが自然になり、表情がやわらぐケースがあります。

③ 二重にしたいが、まぶたが厚く理想のラインになりにくい方

埋没法や二重切開を検討しているものの、「まぶたが厚くてきれいなラインが出にくい」と言われたことがある方もいます。皮膚の余剰が強い場合、そのまま二重施術を行うと、ラインが浅くなったり、取れやすくなったりすることがあります。

こうしたケースでは、先に眉下切開で重みを軽くすることで、その後の二重施術が安定しやすくなることがあります。二重を希望する場合の“前段階”として検討されることもあります。

一重の方が眉下切開を受ける際の注意点

目的を整理しておく

一重の方が眉下切開を検討する場合、まず「何を改善したいのか」を明確にしておくことが大切です。

まぶたの重みやたるみを軽くしたいのか、それとも二重にしたいのかによって、選択すべき施術は変わります。眉下切開はあくまで余分な皮膚を整える施術であり、二重を作るものではありません。

目的が曖昧なまま進めてしまうと、仕上がりとのギャップを感じる原因となります。

まぶたの状態を正確に診断してもらう

一重といっても、まぶたの状態は人それぞれです。厚みの原因が皮膚の余剰なのか、脂肪なのかによって、適した方法は異なります。眉下切開が有効なケースもあれば、他の施術が適している場合もあります。診察でまぶたの構造を確認し、複数の選択肢を比較しながら判断することが大切です。

まぶたの重みを改善したうえで二重を検討する場合

一重を二重にしたいと考えていても、まぶたに強いたるみや厚みがある場合は、まずその状態を整えることが優先されることがあります。

眉下切開で余分な皮膚を取り除き、まぶたの重みを軽くしたうえで二重施術を検討することで、より安定したラインが作りやすくなるケースがあります。

眉下切開+埋没法

まぶたが重い状態で埋没法のみを行うと、ラインが浅くなったり取れやすくなったりすることがあります。先に眉下切開でまぶたの皮膚や重みを整えておくことで、埋没法の効果が発揮しやすくなる場合があります。

同日施術を行うことも可能ですが、眉下切開のダウンタイムが落ち着いてから(1ヶ月以降〜)、必要に応じて検討するパターンが多いです。

眉下切開+二重切開法

よりはっきりとしたライン形成を希望する場合、眉下切開でまぶたの環境を整えたうえで、段階的に二重切開法を検討する方法もあります。

ただし、最初から切開を選択する方はそれほど多くありません。埋没法と切開法のどちらが適しているかは、まぶたの状態や希望する仕上がりによって異なります。

二重術の選び方については、こちらのコラムも参考にしてください。

埋没と切開はどっちがいい?二重整形の違いと選び方

一重のまま、目元を整えるという選択

眉下切開は、二重をつくる施術ではありません。まぶたのたるみや重みを整え、目元本来のバランスを引き出すことを目的としています。

一重のままでも、余分な皮膚がなくなることで印象がやわらぐことがあります。重たく見えていた目元がすっきりし、表情が少し明るく感じられることもあります。「一重だから対象外」と決めつける必要はありません。今のまぶたにどのような選択肢があるのかを知ることから始めてみてください。

NEXUSクリニックでは目元全般の施術をご提案しています。状態やご希望をうかがいながら、無理のない方法を一緒に考えていきます。まずはカウンセリングでご相談ください。

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この記事の監修者
酒井 知子

院長 酒井 知子

外科領域では特に二重埋没を得意とする。Instagramでお馴染みの“バレづらい魔法の二重術”は、連日全国から患者様が殺到するほどの人気ぶりで、症例数は年間3000件以上にも及ぶ。
その他、糸リフトや注入治療、若返り施術を数多く経験。
またレーザーやドクターズコスメなどの美容皮膚科領域に関しても深い知識を持ち、全国から幅広い層のファンを集めている。プライベートでは1児の母。管理栄養士から医師への転身という異色の経歴を持ち、体の内面と外面の両方から美しさを実現するスペシャリスト。趣味は料理。