
「目頭切開を受けたいけれど、仕事がなかなか休めない。」そんなお悩みをお持ちの方は少なくありません。切開を伴う施術と聞くと、長期間のダウンタイムを想像される方も多いですが、実際には職種やスケジュールの工夫によって、無理なく受けられるケースもあります。
本記事では、仕事を休みにくい方に向けて、職種別の復帰目安や、ダウンタイムを乗り切るための現実的なスケジュールの立て方を解説します。
目頭切開のダウンタイム期間と仕事への影響
ダウンタイムの主な症状と期間の目安
目頭切開の大きなダウンタイムは、一般的に1週間程度とされています。術後は腫れや内出血が生じ、3〜5日ほどでピークを迎えます。抜糸は術後1週間前後が目安で、抜糸後からアイメイクが可能になります。その後、赤みは1〜3ヶ月ほどかけて徐々に落ち着き、術後3〜6ヶ月程度で完成を迎えるケースが一般的です。
なお、ダウンタイムの詳しい経過については、別記事で症例写真とあわせて解説しています。
仕事に影響が出やすいポイントはどこか
仕事への影響として大きいのは、腫れや内出血といった見た目の変化に加えて、抜糸までの間に縫合糸が目元に残ること、そしてアイメイクができない点です。
腫れや内出血は、眼鏡やサング前髪などである程度カバーできる場合もありますが、縫合糸が見えている状態での接客や人前に出る業務は、気になってしまう方も少なくありません。どのくらい気になりそうかは、職種や職場環境によっても変わってきます。
仕事に復帰できるのはいつから?職種別の目安

ここでは職種ごとに、無理なく復帰しやすいタイミングの目安を解説します。
デスクワーク・在宅勤務の場合
体への負担が少ないデスクワークや在宅勤務は、比較的早期に復帰しやすい職種です。
ただし、術後2〜3日は腫れのピークにあたり、目元の違和感や不快感が出やすい時期でもあります。また、PC作業は目を酷使するため、思っている以上に目元への負担がかかることもあります。
術後すぐに無理をして作業量を増やすと、回復が遅れる可能性もあるため、在宅勤務であっても最初の2〜3日は休養を優先するのがおすすめです。その後は体調を見ながら徐々に業務に戻るのが理想的です。
接客業・人と接する仕事の場合
接客業や営業職など、人と顔を合わせる機会が多い仕事の場合は、抜糸後からの復帰をひとつの目安にすると安心です。抜糸は術後5〜10日が一般的なため、少なくとも1週間程度は余裕を持って休めるよう、事前にスケジュールを調整しておくと安心です。
抜糸前は縫合糸が目元に残るため、近距離で顔を見られる場面では気になる方が多い傾向にあります。抜糸後はアイメイクも可能になるため、コンシーラーなどで赤みをカバーしながら復帰されるケースが多く見られます。
◾️術後1週間(抜糸直後)の症例写真

(※ダウンタイムには個人差があります。)
体を使う仕事・肉体労働の場合
肉体労働や体を大きく動かす仕事の場合は、最低でも1週間は休養期間を確保することが必要です。
身体を動かすことで血流が促進されると、腫れや内出血が強く出やすくなり、回復が遅れる原因になることがあります。また、重いものを持つ動作は血圧の上昇につながり、術後の目元に負担がかかりやすくなります。可能であれば、術後2週間ほど余裕を持てると、より安定した状態で復帰しやすくなります。仕事の都合で長期の休みが難しい場合は、事前に医師へ相談し、無理のないスケジュールを検討することが大切です。
仕事を休めない人のためのスケジュールの立て方

まとまった休みが取りにくい場合でも、スケジュールの組み方を工夫することで、仕事への影響を抑えながら施術を受けることが可能です。
大型連休・年末年始を活用する
ゴールデンウィークや年末年始などの大型連休は、まとまった休みを取りやすいタイミングです。連休中にダウンタイムのピークを過ぎることができれば、職場への影響を最小限に抑えやすくなります。
ただし、連休期間はクリニックが休診となる場合や、予約が集中して希望日に施術を受けられないこともあります。連休を活用する場合は、早めに予約を取っておくと安心です。
金曜日に施術を受けて週末をダウンタイムに充てる
週末を含めて数日の休みが取れる場合は、金曜日に施術を受けることで、土日をダウンタイム初期に充てることができます。腫れのピークは術後3〜5日ほどのため、月曜日の時点で完全に落ち着いているわけではありませんが、眼鏡や前髪などでカバーしながら出勤される方も多くいらっしゃいます。
デスクワーク中心の方にとっては、無理なく取り入れやすい現実的な方法のひとつといえるでしょう。
在宅勤務と組み合わせる
術後数日を在宅勤務に充てられる環境であれば、休暇の日数を抑えながらダウンタイムを過ごすことができます。在宅であれば人目を気にせず過ごせるため、見た目の変化によるストレスも軽減しやすく、回復に集中しやすい点もメリットです。
可能であれば、施術前に上司や職場と調整し、術後1週間程度は在宅勤務に切り替えられるようにしておくと、より安心して過ごせます。
ダウンタイム中に職場にバレないための工夫

前髪や眼鏡で目元をカバーする
抜糸前は縫合糸や腫れが気になることが多いため、前髪を下ろして目元にかかるようにすることで、自然にカバーしやすくなります。
あわせて、フレームのある眼鏡を使用することで、目元への視線を分散させることもできます。普段コンタクトレンズを使用している方は、抜糸後まで眼鏡に切り替えておくことで、目元への刺激を抑えるという点でも有効です。
メイク解禁後はコンシーラーで対応する
抜糸後はアイメイクが可能になります。赤みが残っている場合でも、コンシーラーやアイシャドウである程度カバーできるため、職場での見た目の不安は大きく軽減されます。
ただし、術後は皮膚が敏感な状態のため、刺激の少ないコスメを選ぶことが大切です。また、クレンジングの際は患部をこすらないよう、やさしく行うことを心がけましょう。
ダウンタイムのピークを見越して予定を調整する
職場に気づかれにくくするためには、ダウンタイムのピークと予定をあらかじめすり合わせておくことも大切です。腫れや内出血は術後3〜5日ほどでピークを迎えるため、人と会う予定や重要な業務はその期間を避けて調整しておくと安心です。
あらかじめスケジュールを意識しておくことで、見た目の変化による不安も軽減しやすくなります。
ダウンタイムを長引かせないための過ごし方

ダウンタイムをできるだけ短く、穏やかに乗り切るためには、術後の過ごし方がとても重要です。
患部を冷やす
術後2〜3日は、保冷剤をタオルで包み、目元をやさしく冷やすことで腫れや内出血の軽減につながります。直接冷やしすぎると凍傷のリスクがあるため、5〜15分程度を目安に、様子を見ながら繰り返し行うようにしましょう。
飲酒・激しい運動・長風呂は控える
飲酒や激しい運動、長時間の入浴は血行を促進し、腫れや内出血を強めてしまう可能性があります。特に術後1週間は控えましょう。運動については、術後7日以降を目安に、体調を見ながら徐々に再開すると安心です。日頃から運動習慣がある方は、施術前に医師へ相談しておくと、無理のない再開時期を判断しやすくなります。
無理のない範囲で過ごす
長時間のPC作業などで目を酷使することは避けつつ、体調に問題がなければ、日常的な外出は問題ありません。むしろ、長時間横になり続けることで腫れが引きにくくなることもあるため、軽い活動を取り入れながら過ごすことが回復につながる場合もあります。人目が気になる場合は無理をする必要はありませんが、過度に安静にしすぎる必要はないと考えておくと安心です。
処方薬をきちんと服用する
施術後は、抗生剤や鎮痛薬に加えて、傷部分に塗布する軟膏が処方されることもあります。抗生剤は感染予防、鎮痛薬は痛みのコントロールに加え、軟膏は傷部分の保湿を保ちながら、きれいに治すためのサポートとして用いられます。
忙しい中で服薬や塗布を忘れてしまうこともありますが、これらは回復をスムーズに進めるために重要です。医師の指示に従い、継続して行うことが大切です。
目頭切開を仕事と両立するために大切なこと
目頭切開は、正しい知識をもとにスケジュールを組むことで、仕事を大きく休まずに受けられる可能性がある施術です。職種や働き方によって復帰のタイミングは異なりますが、「いつ受けるか」「どう過ごすか」を事前に整理しておくことで、ダウンタイム中の不安を大きく軽減することができます。
NEXUSクリニックでは、患者様一人ひとりのお仕事やライフスタイルに合わせて、丁寧なカウンセリングを行っています。 「どのくらい休めばよいか」「いつ受けるのが現実的か」といったご相談も承っておりますので、気になる点があればお気軽にご相談ください。
院長 酒井 知子
外科領域では特に二重埋没を得意とする。Instagramでお馴染みの“バレづらい魔法の二重術”は、連日全国から患者様が殺到するほどの人気ぶりで、症例数は年間3000件以上にも及ぶ。
その他、糸リフトや注入治療、若返り施術を数多く経験。
またレーザーやドクターズコスメなどの美容皮膚科領域に関しても深い知識を持ち、全国から幅広い層のファンを集めている。プライベートでは1児の母。管理栄養士から医師への転身という異色の経歴を持ち、体の内面と外面の両方から美しさを実現するスペシャリスト。趣味は料理。