銀座 美容外科 ネクサスクリニック 10:00-19:00(不定休)

フェイスリフトと糸リフトの違いとは?効果・ダウンタイム・向いている人を比較解説

たるみ治療を検討している方の中には、「フェイスリフトと糸リフトの違いが分からない」「自分にはどちらが合っているか分からない」と迷う方も多いのではないでしょうか。どちらもたるみ改善を目的とした治療ですが、アプローチする層や効果の大きさ、持続期間、ダウンタイムなどに大きな違いがあります。この記事では、フェイスリフトと糸リフトの違いや、それぞれのメリット・デメリット、向いている人について分かりやすく解説します。

フェイスリフトと糸リフトの最大の違い

フェイスリフトと糸リフトの最大の違いは、「どの層までアプローチするか」です。

糸リフトは皮下脂肪層へのアプローチ

糸リフトは、皮膚の下にコグ(突起)付きの糸を挿入し、皮下脂肪層を引き上げる施術です。切開を伴わないためダウンタイムが短く、比較的気軽に受けやすいことが特徴です。また、糸が分解される課程によってコラーゲンの生成が促され、肌のハリや弾力の向上効果もあります。

一方で、引き上げられる範囲や力には限界があるため、たるみが強い場合には十分な効果が得られないことがあります。

フェイスリフトはSMAS層まで根本的に引き上げる

フェイスリフトは、皮膚を切開してSMAS(筋膜)層まで剥離し、たるみの原因となる組織ごと引き上げて固定する外科手術です。皮膚だけではなくSMAS層にアプローチすることで、土台からしっかりとリフトアップできる効果と長期間の持続が期待できます。糸リフトと比べてダウンタイムは長くなりますが、一度の施術でしっかりとした変化を求める方に適した治療です。

つまり、軽度〜中等度のたるみでダウンタイムを抑えたい方には糸リフト、中〜重度のたるみを根本から改善したい方にはフェイスリフトが向いています。

フェイスリフトと糸リフトを5項目で比較

どちらを選ぶか迷ったとき、以下の比較表が判断の参考になります。

効果の大きさ

糸リフトは皮下脂肪層へアプローチするため、軽度〜中等度のたるみに適した施術です。一方、フェイスリフトは肌の奥のSMAS(表在性筋膜)層から脂肪層、皮膚と土台から処理をするため、引き上げる力が強く、中〜重度のたるみにも対応できます。

持続期間

糸リフトは糸が吸収されるにつれて効果が徐々に薄れます。持続期間は糸の種類によりますが1〜2年が一般的です。フェイスリフトはSMAS層を引き上げて固定するため、効果は5〜10年程度持続するとされています。どちらも手術後も加齢は続くため、時間の経過とともに年齢相応の変化は生じます。

ダウンタイム

糸リフトは数日〜1週間程度で日常生活に戻れることがほとんどです。フェイスリフトは切開を伴う外科手術のため、腫れや内出血が落ち着くまでに2〜4週間程度かかることが多く、仕上がりが安定するまでは3〜6か月程度を見込んでおくとよいでしょう。

費用

糸リフトは1回あたりの費用を比較的抑えやすい一方で、効果を維持するためには定期的な施術が必要になる場合があります。フェイスリフトは初期費用が高くなる傾向がありますが、長期的に見ると施術回数が少なく済むため、トータルコストでは逆転するケースもあります。

傷跡

糸リフトは針穴程度の傷跡しか残らず、ほとんど目立ちません。フェイスリフトは耳の周囲やこめかみの生え際など、目立ちにくい部位を選んで切開を行います。丁寧に縫合することで、時間の経過とともに傷跡は目立ちにくくなりますが、完全に消失するわけではありません。

糸リフトが向いている人

糸リフトは、次のような方に向いている施術です。

軽度〜中等度のたるみ

たるみがまだ軽度〜中等度の段階であれば、糸リフトでも十分な改善が期待できます。たるみが進行する前に、早めのエイジングケアを始めたい方にも適しています。

ダウンタイムを短くしたい

仕事や日常生活への影響をできるだけ抑えたい方には、ダウンタイムが短い糸リフトが適しています。腫れや内出血は数日〜1週間程度で落ち着くことが多く、比較的スケジュールを調整しやすい施術です。

イベント前など、一時的にリフトアップしたい

結婚式や前撮り、同窓会、写真撮影など、大切なイベントに向けてフェイスラインをすっきり見せたい方にも糸リフトは適しています。ダウンタイムが比較的短く、施術直後からリフトアップ効果を実感しやすいため、イベントに合わせて施術時期を調整しやすいこともメリットです。

まず試してみたい・手術に抵抗がある

「フェイスリフトはまだ早い気がする」「切開手術には抵抗がある」という方が、まずは変化を実感するための選択肢として糸リフトを選ぶケースも少なくありません。施術後の変化を確認しながら、将来的にフェイスリフトを検討できる点も特徴のひとつです。

フェイスリフトが向いている人

切開を伴う手術ですが、その分、大きな変化と長期間の効果が期待できます。

中〜重度のたるみ

頬やフェイスラインのたるみが目立ってきた方、口元のもたつきが強い方には、SMAS層まで引き上げるフェイスリフトが適しています。糸だけでは引き上げ力が追いつかない状態になってきたときが、フェイスリフトを検討するひとつのタイミングです。

長期間の効果を求める

「何年も効果を維持したい」「繰り返しメンテナンスの手間を減らしたい」という方には、持続期間の長いフェイスリフトが向いています。

糸リフトで満足できなかった

糸リフトを受けたものの「思ったより変わらなかった」「すぐ戻ってしまった」「一度でしっかり改善したい」という方には、フェイスリフトへのステップアップが選択肢となります。

フェイスリフトにも種類がある

フェイスリフトは一種類ではありません。たるみの程度や気になる部位に応じて、ミニフェイスリフト・フルフェイスリフト・フルネックリフト・ディーププレーン法など、さまざまな術式があります。

重度のたるみだけが適応ではなく、「糸リフトより高いリフトアップ効果や持続性を求めたい」という方が、ミニフェイスリフトを選択するケースもあります。

それぞれの術式には適応や特徴があるため、自分に合った方法を選ぶことが大切です。フェイスリフトの種類について詳しく知りたい方は、下記記事もあわせてご覧ください。

フェイスリフトの種類を解説|ミニ・フル・ネックリフト、SMAS・ディーププレーンの違い

糸リフトとフェイスリフトは併用できる?

糸リフトとフェイスリフトは、どちらか一方しか選べない治療ではありません。たるみの状態や治療の目的に応じて、段階的に治療を切り替えたり、組み合わせたりすることもあります。

糸リフトを受けた後にフェイスリフト

「糸リフトを受けたら、将来フェイスリフトはできなくなるのでは?」と心配される方もいますが、多くの場合はフェイスリフトを受けることが可能です。ただし、使用した糸の種類や挿入時期、たるみの状態によって適した治療方法やタイミングは異なるため、まずは医師へ相談しましょう。

フェイスリフト後に糸リフトを組み合わせることもある

フェイスリフトで全体のたるみを改善した後に、気になる部位を細かく調整する目的で糸リフトを組み合わせることがあります。また、部位ごとに治療を使い分けることで、より自然な仕上がりを目指せる場合もあります。

どちらが優れているというわけではなく、たるみの状態や理想の仕上がりに合わせて治療法を選択・組み合わせることが大切です。

フェイスリフトと糸リフトでよくある質問

フェイスリフトと糸リフトについて、患者様からよくいただく質問にお答えします。

フェイスリフトをすると老後はどうなりますか?

フェイスリフトを受けても、その後の加齢は自然に進行します。ただし、手術によってたるみが改善された状態から年齢を重ねるため、同年代の方と比べると若々しい印象を維持しやすいでしょう。

「手術をすると老後に不自然になるのでは」と心配される方もいますが、適切な術式で施術を行い、経過が良好であれば、年齢を重ねたことで徐々に不自然な見たちになることは基本的にありません。

糸リフトは何回まで受けられますか?

明確な回数の上限はありませんが、繰り返し施術を行うことで肌の内部組織の癒着が進み、効果が得られにくくなったり、引きつれや凹みのリスクが高まる場合はあります。何度施術を受けても満足できない場合は、フェイスリフトを検討するタイミングのひとつといえるでしょう。

若いうちは糸リフトの方がいいですか?

治療法は年齢ではなく、たるみの程度や理想とする仕上がりによって選択します。

たるみが軽度であれば糸リフトが適していることもありますが、若い方でも糸リフトでは十分な改善が見込めない場合は、ミニフェイスリフトなどが選択肢となることがあります。年齢だけで判断するのではなく、現在の状態に合った治療を選ぶことが大切です。

フェイスリフトと糸リフトで迷ったら、まずはご相談ください

たるみ治療は、年齢ではなく、たるみの程度や理想とする仕上がりに合わせて選ぶことが大切です。糸リフトが適している方もいれば、フェイスリフトの方が満足度の高い結果につながる方もいます。

NEXUSクリニックでは、糸リフト・フェイスリフトの両方に対応し、お顔の状態やご希望に合わせて適した治療をご提案しています。「自分にはどちらが合っているのかわからない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。

無料カウンセリング予約はこちら

この記事の監修者
山崎 俊

技術指導医 山崎 俊

形成外科医として18年、美容外科医として10年以上の豊富な経験を持ち、数多くの外科施術を手がけてきた実力派ドクター。日本形成外科学会専門医・指導医として、再建やマイクロサージャリーの分野にも精通しています。
フェイスリフト、目周りの切開手術、クマ取り、鼻手術、乳房手術など幅広い施術に対応し、形成外科で培った確かな技術と知識を美容医療に応用。常に安全性と確実性を重視した診療を行っています。
穏やかで丁寧なカウンセリングにも定評があり、多くのお客様から厚い信頼を得ています。