脂肪溶解注射 カベリン・Fat X core

1回の治療でも脂肪細胞は減少します。ただし十分な効果を出すには、1週間に1回のペースで、4〜5回程度の治療が必要です。推奨の治療回数は、部位や体型などによっても異なります。

患者さま一人ひとりの脂肪量や、フェイスラインやあご下、鼻などの注射部位によって、効果を出すために必要な注入量は異なります。顔へ注射する場合は、最大8ccが目安です。

効果の実感には個人差がありますが、施術後3日程度で脂肪減少の効果を実感いただけます。

本来デオキシコール酸は脂肪を溶解する際の痛みや腫れが強いデメリットがありますが、カベリンは、痛みや腫れが起こりにくいよう配合設計された製剤です。施術直後はむくみや赤みが生じますが、赤みは施術後数時間、むくみは2～3日程度で徐々に落ち着いていきます。副作用には個人差があるため、不安がある場合はご相談ください。

BNLS（BNLSneo・BNLSアルティメット）も、脂肪を分解するデオキシコール酸が配合された薬剤です。いずれも韓国のメーカーが製造・販売しています。違いは、デオキシコール酸の濃度です。BNLSアルティメットはデオキシコール酸を0.02％配合、カベリンは0.5％配合となっています。

カベリン注射後は、特別なアフターケアや注意は必要なく、通常と同じ生活をしていただけます。
ただし、脂肪減少の効果を助けるため、施術後24時間以降はマッサージや有酸素運動を行うのがおすすめです。

1週間は空けていただいています。なお、注射部位の状態によっては、より長い間隔が必要な場合もあります。

注射直後から2～3日間は、注射部位の赤み・痛み・圧痛があります。痛み止めを処方しますので、内服してください。また、脂肪細胞が分解されたところは繊維化・コラーゲン形成が行われます。そのため少し硬く感じる場合がありますが、1ヶ月程度で落ち着きます。

ファットエックスコアは、注射後2週間～1ヶ月程で効果が現れます。※個人差があります。

1回の施術でも脂肪細胞は減少するため、効果は実感いただけます。ただし十分な効果を出すには、1ヶ月に1回の間隔で、複数回治療が必要です。推奨回数は一人ひとり異なるため、カウンセリング時にお尋ねください。

ファットエックスコアは、目の周辺に注射することができません。また、甲状腺疾患のある方は、あご下を避けて施術する必要があります。

個人差がありますが、針が刺さる際に痛みを感じる可能性があります。注射の痛みに不安がある方は、オプションで笑気麻酔の併用が可能です。また、ファットエックスコアはダウンタイムに痛みが伴います。痛み止めを処方しますので、内服してください。

カベリンとファットエックスコアはそれぞれ特徴が異なる脂肪溶解注射です。成分濃度やダウンタイムが異なるため、ご希望に合わせて選択していただけます。納得して施術が受けられるよう、カウンセリング時に医師へご相談ください。

カベリンやファットエックスコアを注射した箇所は脂肪細胞の数が減るため、リバウンドは起こりにくくなります。ただし生活習慣によっては、残っている脂肪細胞が大きくなるため、その部位のボリュームが増えることはあり得ます。