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スプレンダーXは痛い?部位別の目安と痛みを抑える方法を解説

医療脱毛は、エステ脱毛よりも高出力のレーザーを使用するため、「その分痛みも強いのでは?」と気になる方も多いのではないでしょうか。

スプレンダーXは熱破壊式の脱毛機器のため、照射時にある程度の刺激があります。ただし、痛みの強さは部位や毛の濃さ、出力設定、肌状態によって異なります。また、アレキサンドライトレーザーとNd:YAGレーザーそれぞれの出力を調整できるため、毛質や肌状態に合わせた照射が可能です。

この記事では、痛みを感じやすい理由や部位別の目安、痛みを抑えるポイントについて解説します。

INDEX

    スプレンダーXは痛みが強いのか?

    結論:「部位・毛質・設定」で変わる

    スプレンダーXの照射では、「輪ゴムで弾かれるような刺激」や「瞬間的な熱さ」を感じることがあります。特に、痛みに影響しやすいのは、主に以下の要素です。

    • 毛の太さ・濃さ:太く濃い毛ほどレーザーが反応しやすく、刺激も強くなりやすい
    • 照射部位:毛が密集している部位や刺激を感じやすい部位は痛みが出やすい
    • 照射設定:出力や波長の配分、パルス幅によって体感が変わる
    • 冷却:肌を冷やしながら照射することで、熱や刺激の軽減につながる

    一般的にVIO・ヒゲ・ワキなど毛が太く濃い部位は刺激を感じやすく、腕や背中など毛が細い部位は比較的軽く感じる傾向があります。

    補足:熱破壊式と蓄熱式では痛みの種類が違う

    スプレンダーXは、高出力のレーザーを1ショットずつ照射する熱破壊式の脱毛機です。そのため、照射した瞬間に「パチッ」とした刺激や熱さを感じることがあります。蓄熱式はジェルを塗った肌の上をハンドピースで滑らせながら、レーザーを繰り返し照射する機器が多く、1ショットごとの刺激というより、瞬間的に「熱い」と感じることがあります。

    ⬇︎熱破壊式と蓄熱式の仕組みや違いについては、こちらのコラムで詳しくまとめています。

    スプレンダーXで痛みを感じるのはなぜ?

    医療レーザー脱毛の痛みは、毛の濃さや照射する部位、レーザーの設定などによって変わります。

    太く濃い毛ほどレーザーが反応しやすい

    医療レーザー脱毛は、毛のメラニンにレーザーが反応して熱を発生させ、その熱によって毛根へダメージを与える仕組みです。太く濃い毛ほどメラニンが多いためレーザーが反応しやすく、刺激を強く感じます。

    毛が密集している部位は刺激を感じやすい

    VIOやヒゲ、ワキなどは毛が密集しているため、1度の照射時に多くの毛が反応し、刺激を強く感じやすいです。特にIラインやヒゲの鼻下・顎は、毛の濃さに加えて刺激を感じやすい部位でもあるため、痛みが気になる方も少なくありません。

    照射設定によっても痛みは変わる

    スプレンダーXは、アレキサンドライトレーザー(755nm)とNd:YAGレーザー(1064nm)それぞれの出力や配分を自由に調整できます。

    「スプレンダーXは必ず痛い」と一律に決まるものではないことを理解しておきましょう。

    【部位別】スプレンダーXの痛みの目安

    部位ごとの痛みの傾向をまとめました。

    部位痛みの目安主な理由
    ヒゲ(鼻下・顎・顎下)強め毛が太く・根が深く・密度が高い
    VIO強め毛が太く濃い・皮膚が薄くデリケート
    ワキ中〜強め太く濃い毛が密集している
    ひざ・すね中程度骨に近い部分、濃い部分は刺激を感じやすい
    腕・脚軽〜中程度毛が比較的細め
    背中・お腹比較的軽め皮膚に厚みがある部位が多い
    顔の産毛比較的軽め毛が細く色素が少ない

    痛みの感じ方には個人差があり、同じ部位でも毛量や肌状態、その日のコンディションによって変わることがあります。

    スプレンダーXのクーリングシステム

    スプレンダーXは、レーザー照射による熱刺激を2つの方法で冷却しながら、痛みや肌への負担を抑えます。

    冷風で肌表面を広く冷却する

    冷却した空気を照射部位へ送り、レーザーを照射している間も肌表面を冷やし続けます。冷風の強さは施術部位や痛みの感じ方に合わせて9段階で調整でき、熱がこもりにくい状態をつくることで痛みや熱感の軽減につながります。

    金属プレートで照射部位を直接冷却する

    ハンドピースの先端には冷却された金属プレートがあり、肌に直接触れながら照射部位を冷やします。冷風で広く冷やすだけでなく、レーザーの熱が加わる部分をピンポイントで冷却できることが特徴です。

    施術中の快適さにも配慮された新システム

    従来の脱毛機には、冷却ガスを使用するタイプや、肌にジェルを塗って照射するタイプが多くあります。

    冷却ガスは交換のため施術を一時中断することがあり、ジェルは施術中の冷たさや施術後のベタつきが気になることもあります。スプレンダーXは、痛みへの配慮だけでなく、施術中の快適さにもつながる冷却システムです。

    スプレンダーXは施術回数によって痛みが変わる?

    脱毛の痛みは、施術回数によって変わることがあります。

    1〜3回目|太く濃い毛が多く、刺激を感じやすい

    1〜3回目頃は、まだ太く濃い毛が多く残っている時期です。1ショットの範囲内でレーザーに反応する毛も多いため、熱や刺激を強く感じやすくなります。

    特にVIO・ヒゲ・ワキなど毛が密集している部位では、最初の数回を痛く感じやすいです。

    4〜6回目|毛量が減り、痛みがやわらぐことも

    施術を重ねると、太い毛が少しずつ減り、1回の照射で反応する毛の本数も少なくなってきます。1〜3回目と同じ設定で照射する場合は、刺激が軽く感じられることがあります。ただし、ヒゲやVIOは初回同様の痛みが続くこともあります。

    終盤|残った毛に合わせて設定を細かく調整する

    毛量がかなり減ってくると、部分的に太い毛や根深い毛だけが残ることがあります。

    スプレンダーXは、アレキサンドライトレーザーとNd:YAGレーザーそれぞれの出力を自由に調整できるため、根深い毛が残っている場合は波長の長いNd:YAGレーザーを強めにするなど、その時点の毛質に合わせた照射が可能です。太い毛が部分的に密集して残っている場合は、1ショットで複数の毛が強く反応するため、終盤でも刺激を強く感じることがあります。

    痛みを抑えるためにできること

    脱毛の痛みは、普段の肌状態や施術前の準備によっても変わります。

    普段からしっかり保湿する

    乾燥した肌は刺激を感じやすく、肌状態によっては照射出力を調整する必要があります。日頃から保湿を続けて肌状態を整えておくことは、施術時の刺激を抑えるためにも大切です。

    日焼けを避ける

    日焼けした肌は表皮のメラニンにもレーザーが反応しやすくなり、痛みや肌トラブルのリスクが高まります。脱毛期間中は日焼けを避け、日焼け止めなどで紫外線対策を続けましょう。

    前日〜当日に丁寧にシェービングする

    毛が長いまま照射すると、皮膚表面でもレーザーの熱が発生しやすくなり、余分な刺激となります。施術前日〜当日に照射部位を丁寧にシェービングしておくことで、毛根へ効率よく熱を届けやすくなります。

    痛みに敏感な時期を避ける

    生理前後などは、普段より痛みを敏感に感じる方もいます。感じ方には個人差がありますが、毎回生理前後に刺激を強く感じる方は、可能であれば施術日をずらすのもひとつの方法です。

    強い痛みは我慢せずスタッフへ伝える

    痛みを我慢したからといって、脱毛効果が高くなるわけではありません。刺激が強い場合は、冷風の強さを上げたり、肌状態や毛質を確認しながら照射設定を調整することもできます。強い痛みを感じた場合は、施術中でも遠慮なくスタッフへ伝えましょう

    麻酔クリーム・笑気麻酔を利用する

    NEXUSクリニックでは、痛みに不安がある方に麻酔クリームや笑気麻酔をご用意しています。痛みを感じやすいVIOやヒゲなどの部位では、麻酔を併用しながら施術することも可能です。痛みが心配な方は、カウンセリングや施術前に相談してみるのも一つの手です。

    「痛みが弱い=効果がない」は誤解

    施術後に「あまり痛くなかったけど、ちゃんと効いているのか」と不安になる方もいますが、痛みの強さと脱毛効果は比例しません。大切なのは、痛みに耐えられる限界まで出力を上げることではなく、その時点の毛質や肌状態に合った設定で照射することです。

    痛みが弱かった場合でも、照射後1〜2週間ほどで毛が抜けてきていれば、レーザーがしっかり毛に反応しているひとつの目安になります。

    よくある質問:スプレンダーX「痛み」編

    スプレンダーX(医療脱毛)はエステ脱毛より痛いですか?

    以前はよくそのように言われていましたが、近年ではエステ脱毛と大きく変わらないと感じる方も多くいます。痛みは毛の濃さや密度、出力、肌状態によって変わるため、医療脱毛だから必ず強く痛むとは限りません。

    医療脱毛は、発毛組織に熱ダメージを与えて脱毛効果を得る医療行為です。医療従事者が肌や毛の状態を確認しながら照射条件を調整でき、強い赤みや痛みなどが生じた場合も、必要に応じて医療的な対応ができることが大きな特徴です。

    施術後に痛みが続くことはありますか?

    照射後にほてりや赤みが出ることがありますが、多くは時間の経過とともに落ち着きます。強い痛みが続く、水疱ができるなどの症状がある場合は、早めに施術を受けたクリニックへ相談しましょう。

    痛みが強い場合は途中で止められますか?

    痛みが我慢できない場合は、その場でスタッフへ伝えましょう。

    クーリングの調整や、照射条件を見直したりすることができます。無理に我慢して照射を続ける必要はありません。

    ヒゲやVIOの脱毛は特別なケアが必要ですか?

    ヒゲやVIOは太く濃い毛が多く、刺激を感じやすい部位です。施術前は丁寧にシェービングし、普段から保湿して肌状態を整えておきましょう。痛みが不安な場合は、麻酔クリームや笑気麻酔の使用も可能です。

    ⬇︎スプレンダーXでのヒゲ脱毛については、こちらの記事をご覧ください。

    スプレンダーXの痛みが不安な方はNEXUSクリニックへ

    スプレンダーXは熱破壊式のため、照射時にある程度の刺激があります。ただし、痛みの強さは毛質や肌状態、照射部位、設定によって異なります。

    NEXUSクリニックでは、毎回の毛の状態や前回の抜け方、痛みの感じ方を確認しながら、アレキサンドライトレーザーとNd:YAGレーザーの配分・出力を調整しています。麻酔クリームや笑気麻酔にも対応していますので、痛みが心配で医療脱毛を迷っている方もお気軽にご相談ください。

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    この記事の監修者
    松元 美佳

    医師 松元 美佳

    愛知医科大学卒業後、総合内科診療を経て美容医療の分野へ。複数の美容クリニックで経験を重ねてきた。
    ヒアルロン酸やボトックスを中心とした注入治療を専門とし、顔全体のバランスを見極めた設計を行う。アラガン社MDコードに基づく理論的アプローチを実践し、公式トレーナーとして医師指導も担う。解剖学に基づいた安全な手技と、0.1mm単位で注入量や角度を調整する精度で、違和感のない自然な仕上がりを得意とする。
    カウンセリングでは、「どうなりたいか」という想いを軸に、その方にとって最適な治療方針をともに描いていく。