
脂肪吸引は、余分な脂肪を減らして輪郭を整える治療ですが、脂肪が減ったあとに皮膚のゆるみやたるみが気になることもあります。こうした変化に対して、検討されることがあるのがクォンタムRFです。
ただし、すべての方に併用が必要なわけではありません。この記事では、脂肪吸引とクォンタムRFを組み合わせる理由や、それぞれの役割、どのような場合に併用が検討されるのかをご紹介します。
脂肪吸引とクォンタムRFは併用できる?
脂肪吸引とクォンタムRFは、同日に組み合わせて行うことがあります。まずは、それぞれの施術の役割を整理していきましょう。
脂肪吸引は余分な脂肪を減らす治療
脂肪吸引は、皮下脂肪をカニューレで吸引し、脂肪のボリュームを減らす施術です。頬や顎下の脂肪が気になる場合や、フェイスラインをすっきり見せたいときに検討されます。ダイエットでは部分的に落としにくい脂肪へ直接アプローチできることが、脂肪吸引の特徴です。
クォンタムRFは皮下から組織の引き締めを狙う治療
クォンタムRFは、皮膚に小さな入口をつくって細いカニューレを挿入し、皮下から高周波(RF)の熱エネルギーを加える治療です。脂肪を吸引する治療とは異なり、熱による組織の収縮や、その後の組織のリモデリングを利用して、皮膚や皮下組織の引き締めを目指します。
脂肪を減らした先の状態まで考える組み合わせ
脂肪吸引でボリュームが減ると、もともとの脂肪量や皮膚の弾力によっては、皮膚のゆるみが気になることがあります。そこで、脂肪を減らす脂肪吸引と、皮下から引き締めを行うクォンタムRFを組み合わせることで、ボリュームだけでなく、脂肪を取ったあとの輪郭まで含めて整えていきます。
ただし、脂肪吸引を受けるすべての方にクォンタムRFが必要というわけではありません。脂肪量や皮膚の状態を見ながら、併用するかどうかを判断します。
脂肪吸引後に皮膚が余ることがあるのはなぜ?

脂肪を減らしたあとに皮膚のゆるみが気になる原因をみていきましょう。
脂肪だけが減ると外側の皮膚が余ることも
脂肪吸引で皮下脂肪を減らすと、その分だけ皮膚〜組織の内部ボリュームも小さくなります。通常は術後の経過とともに皮膚もなじんでいきますが、収縮の程度には個人差があります。特に吸引量が多い場合などは、脂肪が減ったあとにゆるみ・たるみが残り、フェイスラインのもたつきとして感じることがあります。
脂肪量だけでなく、皮膚の弾力も関係する
皮膚がどの程度引き締まるかは、吸引する脂肪の量だけで決まるものではなく、年齢や皮膚の弾力、厚み、治療する部位など、いくつかの要素が関係します。同じように脂肪吸引を行っても、比較的皮膚の弾力が保たれている方と、もともとたるみがある方では、術後の見え方が異なることがあります。
脂肪吸引にクォンタムRFを組み合わせる理由
脂肪吸引で余分なボリュームを減らし、クォンタムRFで皮下から引き締めを加えることで、脂肪を取ったあとの輪郭まで考えた治療ができます。

脂肪吸引でボリュームコントロール
脂肪吸引で、頬や顎下などにある余分な皮下脂肪を直接取り除き、ボリュームを減らします。脂肪吸引をすることでダイエットでは落としづらい部分もスッキリした印象になります。
クォンタムRFで皮下から内部組織を引き締める
クォンタムRFは、細いカニューレを皮下へ挿入し、RF(高周波)の熱エネルギーを内側から届ける治療です。脂肪吸引後の皮下組織や皮膚に熱を加えることで、組織の収縮を促し、脂肪を取ったあとのゆるみを抑えながら輪郭を整えることを目指します。
「減らす」と「引き締める」を組み合わせる
脂肪吸引で余分な脂肪を減らし、クォンタムRFで皮下から引き締める。異なる役割を持つ2つの治療を組み合わせることで、ボリュームだけでなく、脂肪吸引後の皮膚のなじみ方まで考えた治療ができます。
ただし、クォンタムRFを併用すれば必ずたるみを防げるわけではありません。脂肪量や皮膚の弾力、もともとのたるみの程度を確認しながら、併用が必要かどうかを判断します。
施術のタイミングは同時に受けるべき?後日でもいい?

同日に組み合わせて施術するメリット
脂肪吸引とクォンタムRFは、同じ日に続けて行うことができます。脂肪吸引を行ったあとの皮下組織では、傷を治そうとする過程で徐々に線維化や癒着が進み、組織がなじんでいきます。そこで、こうした変化が進む前のタイミングでクォンタムRFの熱を加え、皮下組織の収縮を促しておくことで、脂肪を減らしたあとの皮膚がよりなじみやすい状態を目指します。
NEXUSクリニックでも、頬や顎下の脂肪吸引とクォンタムRFを組み合わせる場合は、同日施術をご提案することがあります。
後からクォンタムRFを追加することもある
脂肪吸引後に皮膚のゆるみが気になった場合、経過を見てからクォンタムRFを追加できることもあります。ただし、脂肪吸引後の皮下では、時間の経過とともに癒着や線維化が進んでいきます。そのため、術直後に行う場合とは組織の状態が異なり、施術できる時期や期待できる変化も状態により異なります。
後からクォンタムRFを検討する場合は、脂肪吸引からの経過や皮膚・皮下組織の状態を診察で確認したうえで判断します。
すべての脂肪吸引に必要なわけではない
一方で、脂肪吸引をするなら必ずクォンタムRFも必要、というわけではありません。もともと皮膚の弾力が保たれている方や、吸引する脂肪量がそれほど多くない場合には、脂肪吸引後の経過とともに皮膚がなじんでいくこともあります。クォンタムRFを併用すべきかどうかは、脂肪の量だけでなく、皮膚の弾力やたるみの程度、吸引する範囲なども見ながら決めていきます。
脂肪吸引とクォンタムRFの併用をおすすめしたい人

脂肪のもたつきとたるみを同時に改善したい方
頬や顎下のもたつきには、脂肪のボリュームだけでなく、皮膚のゆるみが関係していることもあります。脂肪を減らすだけでは輪郭が整いにくいと考えられる場合には、クォンタムRFを組み合わせて引き締めまで行うことをおすすめします。
ある程度まとまった量の脂肪を吸引する方
吸引する脂肪量が多くなるほど、脂肪が減ったあとの皮膚の変化も大きくなります。術後の皮膚のゆるみが気になりそうな場合には、クォンタムRFを同時に行うことで、皮下からの引き締めもあわせて目指します。
皮膚の余りが強い場合は別の治療が適することも
クォンタムRFは大きく余った皮膚そのものを取り除く治療ではありません。たるみが強い場合には、フェイスリフトなど別の治療を検討した方がよいケースもあります。脂肪の量だけでなく、皮膚の弾力やたるみの程度を確認したうえで、併用するかどうかを判断します。
NEXUSクリニックの併用セット価格
NEXUSクリニックでは、頬・顎下の脂肪吸引とクォンタムRFを組み合わせたセット料金をご用意しています。

詳しくは、【クォンタムRF 施術ページ】をご覧ください。
※この料金画像は2026.9.22現在のものです。価格や内容が変更となる場合がございます。
脂肪を減らしたあとの皮膚まで考えた治療を

脂肪吸引とクォンタムRFは、それぞれ異なる目的を持つ施術です。脂肪のボリュームを減らすことと、皮下から組織を引き締めることを組み合わせることで、よりバランスの良い美しい輪郭を目指すことができます。
NEXUSクリニックでは、脂肪吸引単独で対応するのか、クォンタムRFを組み合わせるのかも含めて、診察で状態を確認したうえで治療計画をご提案しています。その他たるみ治療も幅広く対応しているのでお気軽にご相談ください。
医師 程 璐
日本・中国の医師免許を持つWライセンスドクター。
日本の医師免許取得後は、東京女子医科大学東医療センターにて皮膚科領域の専門的な研鑽を積み、その後、美容クリニックにて外科・皮膚科の両分野において多岐にわたる施術経験を重ねている。
現在は、クマ治療や小顔治療を中心としたアンチエイジング手術を多数執刀。患者様一人ひとりの「自分らしい美しさ」を引き出すことを大切に、「しっかり変化はあるが自然」をモットーとした治療を行う。オーダーメイドの治療プランを提案する丁寧なカウンセリングにも定評があり、多くの信頼を集めている。