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涙袋形成術の種類を比較|ヒアルロン酸・脂肪注入・外科的涙袋形成術を解説

涙袋は、目元の印象を大きく左右するパーツです。涙袋形成にはいくつかの方法があり、希望する仕上がりや目元の状態によって適した施術は異なります。この記事では、それぞれの特徴や違いを比較しながら、自分に合った涙袋形成術の選び方をご紹介します。

涙袋形成術には3つの種類があります

涙袋形成術には、ヒアルロン酸・脂肪注入・外科的涙袋形成術の3つがあります。それぞれ特徴や向いている方が異なるため、まずは違いを比較してみましょう。

ヒアルロン酸による涙袋形成

仕組みと特徴

下まぶたの涙袋部分に少量のヒアルロン酸を注入し、内側からボリュームを補うことで涙袋のふくらみを作る方法です。注射のみで完了するため施術時間は30分程度と短く、ダウンタイムも比較的少ない施術です。

製剤の選択や注入量によって仕上がりが大きく変わるため、医師の技術や経験も重要になります。

ヒアルロン酸のメリット

  • 施術時間が短く、当日からメイクができるケースが多い
  • 気に入らなかった場合はヒアルロニダーゼで溶解・修正できる
  • まずは気軽に試してみたい方に向いている
  • 涙袋の大きさや形を細かく調整しやすい

ヒアルロン酸のデメリット

  • 体内に吸収されるため、6ヶ月〜1年程度で効果が薄れる
  • 効果を維持するには定期的なメンテナンスが必要
  • 皮膚が薄い目元では、まれにチンダル現象(青白く透けて見える状態)が起こることがある
  • 時間の経過とともに注入部位から製剤が移動することがある

向いている人

  • まずは手軽に涙袋形成を試してみたい方
  • ダウンタイムをなるべく短くしたい方
  • 修正の選択肢を残しておきたい方

脂肪注入による涙袋形成

仕組みと特徴

自身の太ももなどから採取した自身の脂肪を精製し、涙袋部分に注入する方法です。自身の組織を使用するため、自然になじみやすいのが特徴です。

メリット

  • 自身の脂肪を使用するため、アレルギーのリスクがない
  • ヒアルロン酸よりも自然な仕上がりになりやすい
  • チンダル現象が起きない
  • 注入後に位置が移動するリスクが低い
  • 定着した脂肪は長期間維持が期待できる

デメリット

  • 脂肪の定着率に個人差があり、一部が吸収されることがある
  • 脂肪を採取する部位にも施術が必要
  • ダウンタイムはヒアルロン酸より長くなる傾向がある

向いている人

  • より自然な仕上がりを求める方
  • ヒアルロン酸のチンダル現象や流れが気になる方
  • 長期的な効果を希望しつつ、目元の直接的な手術には抵抗がある方

外科的涙袋形成術(表留め・裏留め・切開法)

※掲載している症例写真は、当院で施術を行った外科的涙袋形成術(裏留め)の症例です。

表留め・裏留め・切開法の違い

外科的涙袋形成術には、表留め・裏留め・切開法の3つの術式があります。表留めと裏留めは、どちらも糸で涙袋の靭帯と眼輪筋を縫縮・固定し、涙袋の構造を形成する術式です。違いは、皮膚表面からアプローチするか、結膜側からアプローチするかです。切開法は真皮を移植して涙袋を形成する術式です。

各術式の詳しい仕組みや特徴については、こちらの記事をご覧ください。

外科的涙袋形成術とは?3つの術式やメリット・デメリットを解説

メリット

  • 効果が数年〜半永久的に持続する
  • もともと涙袋がない・薄い方にも対応できる
  • 自然な仕上がりになりやすく、表情に馴染みやすい
  • ヒアルロン酸のような定期的なメンテナンスが不要

デメリット

  • ダウンタイムが2週間〜1ヶ月程度必要(大きな腫れは1〜2週間)
  • 術式によっては傷跡が残る場合がある
  • 修正には再手術が必要になるケースがある

3つの涙袋形成術を比較

「手軽さ」を重視するならヒアルロン酸、「自身の組織による自然なボリューム」を求めるなら脂肪注入、「涙袋そのものを形成し、長期間維持したい方」には外科的涙袋形成術が向いています。目元の状態や希望する変化の大きさによって最適な選択肢が変わります。

こんな方にはこの涙袋形成術がおすすめ

手軽に涙袋を作りたい方

「まずは涙袋が自分に似合うか試してみたい」「ダウンタイムをできるだけ抑えたい」という方には、ヒアルロン酸がおすすめです。施術時間が短く、万が一仕上がりが気になった場合でもヒアルロニダーゼで溶解できるため、初めて涙袋形成を受ける方にも選ばれやすい方法です。

自身の組織で自然な仕上がりを目指したい方

ヒアルロン酸のチンダル現象や製剤の移動が気になる方、より自然な質感を求める方には脂肪注入が向いています。自身の脂肪を使用するため組織になじみやすく、定着した脂肪は長期的な維持も期待できます。

長期間の効果を求める方

涙袋がもともと少ない方や、繰り返しメンテナンスをせず長く効果を維持したい方には、外科的涙袋形成術がおすすめです。ダウンタイムは必要ですが、涙袋の構造そのものを形成するため、長期間にわたり自然な涙袋を維持しやすい施術です。

どの方法が合うか迷ったら

涙袋形成に適した方法は、目元の状態や涙袋の有無、希望する仕上がりによって異なります。ご自身だけで判断するのではなく、カウンセリングで現在の目元の状態を確認し、適した施術を相談することが大切です。

自分に合った涙袋形成術を選ぶために

涙袋形成術には、それぞれ異なる特徴があります。手軽さを重視する方、長く効果を維持したい方、もともとの目元の状態などによって、適した施術は変わります。

どの方法が向いているかは、ご自身だけでは判断が難しいこともあります。気になる方は、カウンセリングで目元の状態を確認しながら、希望に合った施術を相談してみましょう。

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この記事の監修者
酒井 知子

院長 酒井 知子

外科領域では特に二重埋没を得意とする。Instagramでお馴染みの“バレづらい魔法の二重術”は、連日全国から患者様が殺到するほどの人気ぶりで、症例数は年間3000件以上にも及ぶ。
その他、糸リフトや注入治療、若返り施術を数多く経験。
またレーザーやドクターズコスメなどの美容皮膚科領域に関しても深い知識を持ち、全国から幅広い層のファンを集めている。プライベートでは1児の母。管理栄養士から医師への転身という異色の経歴を持ち、体の内面と外面の両方から美しさを実現するスペシャリスト。趣味は料理。